おじいちゃんに麦茶飲ませてあげて
絵本作家の千紗子は、長年にわたって絶縁状態となっていた父・孝蔵が認知症を発症したため、仕方なく故郷へ戻って介護をすることに。
他人のような父との同居に辟易する日々を過ごしていたある日、彼女は事故で記憶を失った少年を助ける。その少年の身体に虐待の痕跡を見つけた千紗子は少年を守るため、自分が母だと嘘をついて一緒に暮らし始める。
認知症が進む父と3人で、最初はぎこちないながらも次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく千紗子たちだったが。(「作品資料」より)
認知症を患った父親の介護のため故郷へ戻ってきた千紗子。
父親とは絶縁状態にあり、施設が決まれば早々に東京へ戻ろうと考えていた。
ある夜、友人の運転する車に乗っていると、1人の少年をはねてしまう。
しかし、警察には通報せず、千紗子の家に連れてくる。
その少年の体には無数の傷跡があり、更に記憶も無くしている様子。
虐待を確信した千紗子は、少年に自分が母親だと嘘を吐く。
こうして千紗子と記憶を失った少年、認知症の父親と3人で過ごしていく。
千紗子は身分を偽り、少年の両親に会いにいったりするが、その後その両親と絡むようなこともなく、警察が捜査に来るような展開もない。
過去を共有することが出来ない少年と父親との千紗子の暮らし、交流を描いている。
父親は奇行を繰り返したりするが、拓未と名付けられた少年と交流したりする。
そんな様子を見て、千紗子の心も和らいでいくよう。
千紗子はかつて子供を事故で亡くしたことがあり、それが癒えていないようであったが、拓未と過ごすうちにそれも癒えていってるよう。
幸せに話が終わるのかと思ったが、クライマックス、ことは急展開する。
そして最後に思わぬ真実が明らかになる。
タイトルの「かくしごと」は、千紗子の行動かと思っていたが、そちらだったんだな。
サスペンス風味のヒューマン・ドラマで先行きが気になる展開だった。
/5
監督:関根光才
出演:杏、中須翔真、佐津川愛美、酒向芳、木竜麻生、和田聰宏、丸山智己、河合青葉、安藤政信、奥田瑛二
於:グランドシネマサンシャイン池袋
絵本作家の千紗子は、長年にわたって絶縁状態となっていた父・孝蔵が認知症を発症したため、仕方なく故郷へ戻って介護をすることに。
他人のような父との同居に辟易する日々を過ごしていたある日、彼女は事故で記憶を失った少年を助ける。その少年の身体に虐待の痕跡を見つけた千紗子は少年を守るため、自分が母だと嘘をついて一緒に暮らし始める。
認知症が進む父と3人で、最初はぎこちないながらも次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく千紗子たちだったが。(「作品資料」より)
認知症を患った父親の介護のため故郷へ戻ってきた千紗子。
父親とは絶縁状態にあり、施設が決まれば早々に東京へ戻ろうと考えていた。
ある夜、友人の運転する車に乗っていると、1人の少年をはねてしまう。
しかし、警察には通報せず、千紗子の家に連れてくる。
その少年の体には無数の傷跡があり、更に記憶も無くしている様子。
虐待を確信した千紗子は、少年に自分が母親だと嘘を吐く。
こうして千紗子と記憶を失った少年、認知症の父親と3人で過ごしていく。
千紗子は身分を偽り、少年の両親に会いにいったりするが、その後その両親と絡むようなこともなく、警察が捜査に来るような展開もない。
過去を共有することが出来ない少年と父親との千紗子の暮らし、交流を描いている。
父親は奇行を繰り返したりするが、拓未と名付けられた少年と交流したりする。
そんな様子を見て、千紗子の心も和らいでいくよう。
千紗子はかつて子供を事故で亡くしたことがあり、それが癒えていないようであったが、拓未と過ごすうちにそれも癒えていってるよう。
幸せに話が終わるのかと思ったが、クライマックス、ことは急展開する。
そして最後に思わぬ真実が明らかになる。
タイトルの「かくしごと」は、千紗子の行動かと思っていたが、そちらだったんだな。
サスペンス風味のヒューマン・ドラマで先行きが気になる展開だった。
/5
監督:関根光才
出演:杏、中須翔真、佐津川愛美、酒向芳、木竜麻生、和田聰宏、丸山智己、河合青葉、安藤政信、奥田瑛二
於:グランドシネマサンシャイン池袋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます