CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-061「クレイジーズ 42日後」(アメリカ)

2021年04月03日 20時38分41秒 | アメリカ映画
独り言を見られた
 ある朝、ロサンゼルスのアパートに暮らすエイデンが目覚めると、テレビで緊急放送の文字が映し出される。外では人々が逃げ惑い、近くに飛行機が墜落。アナウンサーは、あるウィルスの蔓延を伝えていた。
 その感染者は目から血を流し、叫び、人を襲うのだという。彼らは食べることも、語ることもしない。あるのは“激怒”と“攻撃”の感情のみ。想像を絶する孤独と恐怖、そして絶望がエイデンに襲いかかる。それでも、彼はひとり部屋の中で生きることを諦めなかった。
 そんなある日、エイデンは向かいのアパートに、恐怖に怯える女性エヴァの姿を見る。(「KINENOTE」より)


 謎のウイルスによって人々が侵され、やがて感染者は人を襲うようになる。

 感染者に噛まれた者は、同じように人を襲うようになる。

 そんな中、アパートの一室で襲撃から逃れ、一人過ごすエイデン。

 話す者もなく、ただ一人襲撃から逃れながら過ごす。

 序盤は、そんなエイデンの姿が映し出され、自ら記録に撮りながら精神的に追い込まれていく状況。

 果たして、エイデンは意を決して部屋を出るのかなと思ったが、ついに誰もいないと諦め、感染拡大から42日後、ついに自ら命を絶とうと決断する。
 しかし、そこで向かいのアパートにエヴァの姿を見る。

 そこから、また生きる意欲が湧き、エヴァとコンタクトを取れるよう努力する。

 この状況で思うのが、やっぱり見かけた相手が若い女性だから、エイデンも意欲が湧いたのかということ。
 その後、別の部屋に侵入した時、エドワードという老人と遭遇する。

 先に会ったのが、エドワードでも同じような気持ちになったのかな。

 エドワードと話している時、どことなく怪しい雰囲気が出ていたが、エイデンは命の危険に遭ってしまう。

 果たして、エイデンはエヴァと共に、この危険な状況から脱することが出来るのか。

 感染源やその謎などを突き詰めるような部分は皆無。
 ただ、エイデンのサバイバル、絶望と希望が描かれている。

 やっぱり、誰とも会わず、話さず過ごすというのは苦痛なんだろうな。

 感染者の襲撃。エイデンがエヴァを見かけてからの展開など先行き興味深いものはあったな。

 一応、ラストはこの先に希望を見出すような終わりではあったのかな。

/5

監督:ジョニー・マーティン
出演:タイラー・ポージー、サマー・スピロ、ドナルド・サザーランド、ロバート・リチャード
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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