CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-324「ラブシャーク」(日本)

2023年12月04日 00時42分43秒 | 日本映画

血ィ出ちゃったよ
 心霊やオカルトを多角的に調査している心霊調査ビッグサマーの元に、ある調査依頼が舞い込む。
 そこで知り合った霊媒師の男、頬山。心霊ディレクター夏目とアシスタント桃果は調査で霊と遭遇する。
 桃果は今回の調査で心身に影響が出て、しばらく休みたいという。まったく連絡が取れなくなる桃果。数カ月ぶりに連絡が来ると、ある男を紹介される。
 政府に追われているという人間とサメのハーフ「サメ男」。男は小森ヨシキリと名乗る。小森はその生態から政府から研究材料として追われているのだという。
 桃果と小森は付き合っていた。(「作品資料」より)


 〝国産サメ映画〟ということ以外全く情報もなく鑑賞。

 サメ映画ではあったが、海のシーンは全くなかったな。

 〝心霊調査ビッグサマー〟という調査チームがあり、依頼を受け、調査を始める。

 本作も心霊調査を行う様を描いたモキュメンタリーであった。

 ある山奥の村を訪れる夏目と桃果。

 いきなり超常現象に遭遇するが、そこから意外な方向にことが進んでいく。

 恋愛リアリティ・ショーが繰り広げられたりして、そこから話はどうなるのかと思っていたら、更にアッと驚く展開となっていく。

 まさかの〝サメ人間〟が登場。

 そして、人間の頭を食いちぎり、飛ばす。

 グロテスクっぽく聞こえるが、出てくるサメ人間は、完全に着ぐるみ。

 それからは、オカルト調査もありながら、かなり笑いに走っていき、これが結構笑えるものだったな。

 心霊オカルト調査なのに、このシーンはいったい何だろうという展開も多かった。

 やがて桃果とサメ人間が恋仲であることが判るのだが、サメ人間は政府が差し向けた者たちに追われている。

 果たして、夏目、桃果、サメ人間は逃げ切ることが出来るのか。

 心霊調査もそっちのけで、事件に巻き込まれてしまったような夏目の奮闘がかなりの笑いを交えて描かれ、笑いとしては充分な作品であった。

 逆に怖さは無い心霊モキュメンタリーだったな。

/5

監督:夏目大一朗
出演:夏目大一朗、旭桃果、ジョン・ミリオーレ
於:池袋HUMAX CINEMAS



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