CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-046「DIVE ダイブ 海底28メートルの絶望」(ドイツ)

2024年02月15日 00時27分43秒 | ドイツ映画

落ち着けば、エアは減らない

 人里離れた美しい場所へダイビングに出かけた姉妹メイとドリューは、ダイビング中に落石に巻き込まれてしまう。

 妹ドリューは回避できたものの、姉メイは落石に当たって水底に沈み、海底28メートル下で身動きが取れなくなってしまう。エアの残量や水温から考えられるタイムリミットは25分。

 極限状態に追い込まれながらも、ドリューはメイを必死で救い出そうとするが。(「作品資料」より)

 

 海底30メートル付近で、地震による落石で身動きできなくない、何とか脱出しようとする様を描いたサバイバル・スリラー。

 「ケージ・ダイブ」「海底47m」など、閉じ込められた海中からの脱出劇が描かれた作品があったな。

 逆に地上600メートルで取り残されてしまう「FALL フォール」という作品もあった。

 メイとドリューの姉妹は絶景の海でダイビングを楽しむが、地震が発生し、メイが落石に脚を挟まれ、身動きがとれなくなってしまう。

 ドリューはメイを救い出すため海中と地上を奔走する。

 メイは結構冷静にドリューに必要な指示を出し、ドリューはそれに従うが、彼女の方があせってしまっている。

 酸素が無くなるので、予備のボンベを持っていこうとするが、岩陰に置いていたボンベは岩が崩れて取り出せず。

 車の中にもボンベはあるが、荷物も岩陰に置いていたためキーがない。

 もちろん携帯も岩の下。

 果たして、ドリューはどうするのか。

 まあ予想した行動に出るが、持ってきてくれと言われたジャッキがトランクにあり、それも開かなくなって取り出せない。

 そこで最終的にドリューが取った行動は豪快だったな。

 かなり危険な海底30メートル付近での素潜りまでする。

 それでも事態は好転しない。

 ドリューは急ごうとして減圧もせずに海上に上がり、体に変調を来たす。

 果たして、2人の運命はどうなるのか。

 最近の傾向だと犠牲者が出てしまうことが多い。

 どちらかが犠牲になりそうだな。

 緊迫感ある展開で、面白いサバイバル・スリラーだった。

/5

監督:マクシミリアン・アーレンヴァイン

出演:ソフィー・ロウ、ルイーザ・クラウス、デビッド・シクナール

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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