CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-019「カラオケ行こ!」(日本)

2024年01月23日 22時24分01秒 | 日本映画

これどこかほかしといて

 中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。

 戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。

 狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。

 嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが。(「作品資料」より)

 

 組長主催のカラオケ大会で何とか最下位を免れたいヤクザの成田狂児が、中学合唱部の部長である岡聡実から歌唱指導を受けることになる様子をコミカルに描いた作品。

 人気コミックが原作であるが、未読。

 綾野剛が狂児を演じるが、「花腐し」のラストでカラオケで歌うシーンがあり、意外と上手いんだなと思ったが、本作でもなかなかの歌唱だったと思う。

 この2人がどうやって出会うのかと思ったが、合唱コンクールの会場を偶然通りかかった狂児が、聡実を見かけて声をかけることから2人の交流が始まる。

 普通なら逃げ出してもおかしくないが、変声期を迎え、合唱を続けることに悩む聡実は狂児に付き合い一緒にいるようになる。

 ヤクザと中学生の交流をカラオケを媒介としてコミカルに描き、面白い1本だった。

 聡実の合唱に対する気持ち、行動が若干弱かったかな。

 カラオケ大会と中学生最後の合唱大会が同じ日である中、思わぬ事件が発生する。

 果たして2人の歌の結果はどうなるのか。

 聡実を演じた齋藤潤は、オーディションで選ばれたようだが、なかなか歌うシーンがないなと思っていたら、最後の最後で聞かせるんだな。

/5

監督:山下敦弘

出演:綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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