CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-018「ある閉ざされた雪の山荘で」(日本)

2024年01月23日 00時24分47秒 | 日本映画

プレイって言わないでください

 劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。

 しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。(「作品資料」より)

 

 ある劇団の新作公演の最終オーディションが山荘での4日間の合宿で行われる。

 そこに7人の役者が集まり、オーディションに挑むが、設定が雪に閉ざされた山荘で起こる殺人事件を解決するというもの。

 そして、参加した役者が1人また1人と消えていく。

 果たして、これはオーディションなのか、本当の殺人事件なのか。

 7人のうち唯一劇団外から参加するのが、久我和幸。

 どうしても怪しいかもしれないという感じで見てしまう。

 主人公であり、話の進行役にもなっているが、果たして。

 最初の殺人が起きたという設定で、1人の役者がいなくなる。

 そして2人目がいなくなったところで、本当の殺人が発生したと感じた久我たちはどうするべきか考え、犯人捜しも始まる。

 しかし、死体はない。

 オーディションなのか現実の殺人事件なのかハッキリしないところが興味深い。

 そして殺人事件の犯人が露わになるが、それは何となく途中から推測できたかな。

 ただそこから更に思わぬ事実が明らかとなり、どんでん返しを見せられる。

 意外にも最後は涙を誘う展開。

 シチュエーション・スリラーとして楽しめる作品で、予想だにしなかった結末に驚かされたな。 

 登場人物が役者だということがミソであるな。

/5

監督:飯塚健

出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗

於:TOHOシネマズ日比谷


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