CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-141「ジャバーウォッキー」(イギリス)

2022年07月08日 23時35分42秒 | イギリス映画
ラテン語で話して
 村娘に片思いする純朴な青年デニスは、樽職人だった父の死をきっかけに、仕事を求めて旅に出る。
 一方、王国を治めるブルーノ王は凶暴な怪獣に悩まされており、強い騎士を探すためトーナメント大会を開催することに。
 王国にたどり着いたデニスもトーナメントに参加するはめに。(「作品資料」より)


 1977年製作。日本では1980年に公開されたファンタジー・コメディ。

 「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」等のテリー・ギリアムの初監督作品らしい。

 4Kレストア版にてリバイバル公開されたものを鑑賞。

 樽職人の息子である青年、デニスは父の死をきっかけに仕事を求めて旅に出、城へと辿り着く。

 時を同じくして、王国では怪物が現れ、人々を苦しめていた。

 その怪物を倒す騎士を決めるため、国王はトーナメントを開催する。

 全く戦ったこともないデニスであるが、どういうわけか怪物退治に絡んでくる。

 怪物が登場する話ではあるが、全編ブラックな、時折下品とも言える笑いで彩られた一本。

 デニスは純朴な青年であるが、ちょっと空気が読めないというか、抜けてる感じでもある。

 そんなデニスが関わると何かと大変なことが起こる。

 こういう笑いというのは、はまるはまらないが分かれそうだな。

 ドタバタ喜劇という感じである。

 デニスはそのつもりではないのだが、最終的には彼が怪物退治に関わることになるんだろうなと予測させる展開。

 怪物を倒した者には、国王は領土の半分を褒美として渡し、更に王女の婿として迎えると言う。

 果たして、怪物退治の顛末はどうなるのか、そしてデニスの先行きはどうなるのか。

 個人的には微妙な笑いであったが、何も考えずに気楽に観られる作品ではあったな。

/5

監督:テリー・ギリアム
出演:マイケル・ペイリン、マックス・ウォール、テリー・ジョーンズ、デボラ・ファレンダー、ジョン・ル・メスリエール、アネット・バッドランド
   ハリー・H・コーベット、ウォーレン・ミッチェル、ロドニー・ビューズ、ジョン・バード、バーナード・ブレスロウ、テリー・ギリアム、ニール・イネス
於:シネマート新宿

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