CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-238「カラダ探し」(日本)

2022年10月24日 23時12分45秒 | 日本映画
エミリーが消えた
 7月5日、女子高生の森崎明日香は、校内でいるはずのない幼い少女と出会い、「私のカラダ、探して」という不気味な言葉をかけられる。不思議な出来事に違和感を覚えつつも、いつも通りの一日を終えようとしていた明日香。
 しかし、午前0時を迎えた瞬間、気が付くと彼女は深夜の学校にいた。そこには明日香の幼なじみで最近は疎遠になっていた高広と、普段は接点のないクラスメイト4人も一緒にいた。困惑する6人の前に、全身が血で染まった少女「赤い人」が現れ、6人を次々と惨殺していく。
 すると明日香は自室のベッドで目を覚まし、7月5日の朝に戻っていた。その日から6人は同じ日を繰り返すことになり、そのループを抜け出す唯一の方法は、とある少女のバラバラにされたカラダをすべて見つけ出すことだった。(「作品資料」より)


 投稿サイトで人気、コミックにもなった小説を実写映画化したサスペンス・ホラー。

 午前0時になると、突然学校にいる森崎明日香と5人のクラスメイト。

 惨殺、バラバラにされた少女のカラダを全て見つけて、礼拝堂にある棺に納めようと奮闘する。

 その間、赤い人が明日香たちに襲い掛かり、次々と惨殺していく。

 そして目覚めれば、また同じ日の朝に戻り、また午前0時になると同じ事が繰り返される。

 記憶は残っているので、昼間6人は集まり、何とか対策を練っていく。

 夜は悲惨な目に遭う6人であるが、昼間は接点のなかった6人の心が通じ合い、一緒に海に出かけたりする様は、正に青春映画。

 それでも何とか全てのカラダを集め、このループ地獄から脱しようとする6人。

 毎晩、その殺され具合は凄惨なものを見せてくれるが、また朝になって生きているというのは、少々緊迫感、恐怖感に関しては弱めにならざるを得なかったかな。

 あることを境に、いつもと違う朝を迎えることとなる明日香たち。

 果たして、明日香たちは赤い人の襲撃をかわし、少女の全てのカラダを見つけて、死のループから逃れることが出来るのか。

 ゲームのような設定、展開ではあったが、カラダ探しと共に、明日香たちの関係もどうなるのか気になる展開であった。

 やっぱり、エンドロール後に映像があり、今度は設定を変えてのカラダ探しが続編として描かれるのかなという終わりであった。

/5

監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠、栁俊太郎、西田尚美、柄本佑
於:新宿ピカデリー

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