CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-122「ピーターラビット」(アメリカ)

2018年05月26日 12時05分17秒 | アメリカ映画
ウサギを擬人化している
 ピーターはイタズラ好きの陽気なウサギ。美しい自然の中、仲間たちや心優しい画家のビアに囲まれ幸せな日々を送っていた。
 そんなある日、大都会ロンドンから青年トーマスが引っ越してくる。潔癖症で動物嫌いの彼は、さっそくピーターたちを追い払いにかかる一方、美しいビアに一目ぼれ。
 彼女の前では仲の良いふりをしながら、互いの意地とプライドをかけた壮絶なバトルを展開していくピーターとトーマスだったが。(「allcinema」より)


 名前も聞いたことはあるし、絵も見たことあるピーターラビット。
 しかし、ビアトリクス・ポターが描いた絵本は見たことなかったな。

 そんなピーターラビットと仲間たちの姿を実写で描いたファンタジー・コメディ。

 ピーターはウサギで、その妹たちや従兄弟、そして森の仲間の動物たちはCGで描かれ、実際の風景の中、人間たちと共に動いている。

 画家のビアはピーターたちとは大の仲良しであるが、隣家のマグレガーじいさんは、菜園から野菜を盗むピーターたちを目の敵にしている。

 そのマグレガーじいさんが心臓発作で亡くなり、ピーターたちはこれで好き放題できると思ったら、そこにじいさんの遠縁である青年、トーマスが引っ越してくる。

 潔癖症のトーマスとは出会いも悪く、かくしてピーターたちはトーマスを追い出そうと企み、争いが勃発。

 そんな中でビアとトーマスが恋仲となっていき、事態は更に混乱を呈す。


 擬人化されたピーターたちと彼らが引き起こす騒動が面白く描かれている。

 冒頭、鳥たちが歌いだすので、もしかするとミュージカル風なのかと思ったが、そうではなかったな。
 動物たちが歌い、踊るシーンもあったりはするが。

 愛らしい姿で描かれるピーターであるが、トーマスとの争いは、ちょっとピーターの方がやり過ぎかと思われる展開。

 両親を亡くしたピーターはビアに対し、母親のような感情を持っており、ビアの愛情も受けていたが、彼女がトーマスに対する恋心を募らせてくると、それに嫉妬する。

 そんなピーターとトーマスの争いはコミカルさもあり、面白かったりもするが、やがてそれは悲劇を引き起こすこととなる。

 果たして、ピーターたち動物とビア、トーマスの行き着く先はどうなるのか。


 進化しているCG技術に、ほとんど違和感無い実写との融合。
 ピーターたちうさぎも見た目愛らしく描かれ、モフモフ感もあったな。

 ピーターたちが引き起こす動物らしからぬドタバタが楽しい一本であった。

/5

監督:ウィル・グラック
出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、サム・ニール
声の出演:デイジー・リドリー、エリザベス・デビッキ、マーゴット・ロビー、ジェームズ・コーデン
於:池袋HUMAX CINEMAS

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