CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-166「ナイト・ウォッチャー」(アメリカ)

2020年10月08日 23時15分25秒 | アメリカ映画
それは難解な質問だな
 ホテルで夜間受付として働いているアスペルガー障害を抱える聡明な青年、バートは、自身のソーシャルスキルを向上させるため、秘密裏に客室にカメラを仕掛け、客の行動を記録している。
 ある夜、バートが勤務中に女性客が殺害され、彼は第一容疑者になってしまう。客室に仕掛けていたカメラの映像が彼の無実を証明しているが、明かすことはできない。警察による捜査が進むなか、バートは美しい女性客アンドレアと知り合う。
 交流を深めていくうちにアンドレアが殺害のターゲットにされていると気づいたバートは、犯行を阻止しようとするが。(「KINENOTE」より)


 アスペルガー障害を抱える青年、バート。
 ホテルで夜間の受付として働いているが、そのホテルの部屋にカメラを仕掛け、夜な夜な泊っている人々を観察している。

 どこかサイコパス的な部分もあるのかなと思っていたが、カメラに映っている人々の話している言葉をまねて、ソーシャル・スキルを高めようとしている様子。

 そんな時、ホテルの部屋で女性が殺される事件が発生し、第一発見者となったバートが容疑者とされてしまう。

 仕掛けていたカメラを見れば、バートが犯人ではないことは明らかなのだが、バートはそれを警察に提出しようとしない。

 警察が追及する中、バートはアンドレアというホテルの女性客と出逢い、心を寄せ始めるが、やがて彼女が危険な状況になっているのではと疑い、彼女を救おうと行動を起こす。

 警察が追及してくる中で、バートがどのような行動を起こすのか。

 バートとカメラの存在を知った犯人が、彼に徐々に迫ってくる。

 バートとアンドレアの仲が、どうなっていくのかも気になる展開。

 アンドレアに関しては、どうやら不倫をしているようで、そのため傷ついている風でもあり、それがバートとの仲を縮めていくように見える。

 アンドレアの不倫相手の正体が判ったところで、バートはある決断を下す。

 バートはカメラで映したものを警察に提出し、身の潔白を晴らすのか。

 興味ある展開の話であったが、結末に関しては、あまりスッキリしたものを得られなかったかな、という印象。

 恋をしたバートの成長を描き、それを通して殺人事件が解決していくという話であったな。

/5

監督:マイケル・クリストファー
出演:タイ・シェリダン、アナ・デ・アルマス、ジョン・レグイザモ、ヘレン・ハント
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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