CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-296「機動警察パトレイバー 劇場版」(日本)

2024年09月28日 08時57分33秒 | 日本映画

2世はネコよ

 1999年、東京湾岸部では多数の工事用レイバーを稼動させた大規模開発「バビロン・プロジェクト」が進行していた。

 そんな折、自衛隊の試作レイバーの暴走事件が発生したのを皮切りに、何者かが仕組んだコンピュータウィルスにより都内各所の作業用レイバーの暴走が続発する。(「作品資料」より)

 

 1989年製作、劇場公開されたアニメ。

 実写版の「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズは鑑賞したが、アニメ版は未見であった。

 今回リバイバル公開され、そちらを鑑賞。

 1999年という当時では近未来という時代設定で、レイバーというロボットが汎用されている社会。

 そのレイバーが暴走する事件が連続して発生し、特車2課の面々が捜査にあたるという展開。

 何かしらの陰謀があるような話であっかが、犯人と思しき人物は既に亡くなっており、動機に関しては曖昧な感じであったな。

 最終的には、暴走の発生源となるものの壊滅が目標となり、暴走するレイバーたちと戦闘を繰り広げる展開。

 「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」や「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の押井守が監督。

 タチコマのようなレイバーも出てくる。

  刑事が犯人の居所を捜査している展開とそこに映される風鈴屋の屋台は、押井守監督らしい映像だったなという印象。

 設定などは興味深かったが、話の展開としては、ちょっと消化不良で終わってしまったかなという印象が残る作品だったな。

/5

監督:押井守

声の出演:冨永みーな、古川登志夫、大林隆介、榊原良子、井上瑤、池永通洋、二又一成、郷里大輔、千葉繁、阪脩

於:池袋HUMAX CINEMAS


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