CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-040「#マンホール」(日本)

2023年02月21日 00時37分53秒 | 日本映画
人間は簡単に一線を越えられる
 勤務先の不動産会社で営業成績ナンバーワンの川村俊介は、社長令嬢との結婚も決まって将来を約束されていた。
 しかし結婚式の前夜、渋谷で開かれたパーティで酩酊し、帰り道にマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、川村は穴の底で目を覚ますが、思うように身動きが取れず、スマホのGPSは誤作動を起こし、警察に助けを求めてもまともに取り合ってもらえない。
 なんとか連絡が取れた元カノに助けを求めることができたが、自分のいる場所がどこかわからない川村は、「マンホール女」のアカウントをSNS上で立ち上げ、ネット民たちに場所の特定と救出を求めるが。(「作品資料」より)


 結婚式の前夜に渋谷で開かれたパーティの帰りにマンホールに落ちてしまい、出られなくなってしまった男の奮闘を描いたシチュエーション・スリラー。

 すぐに思い浮かんだのが、やっぱりこれもパーティの続きのサプライズかなということであったが、落ちた時に脚に裂傷してしまい、思うように動けなくなる。

 これが悪戯だったら、やり過ぎだな。

 落ちた男、川村俊介は思うように動けない中、まずは誰かに電話で助けを求めるというのは最初に思い浮かぶこと。

 しかし、なかなか繋がらず、唯一繋がったのは、元カノの工藤舞。

 その後、スマホの録画機能を活かしたまま、スマホを投げて外の様子を撮影しようとするのは、なかなか賢かったな。

 そして、SNSに〝マンホール女〟というアカウントで投稿し、助けを求めるというのも、今時だったな。

 GPSが誤作動したため、渋谷だと思っていた場所が全く違うことが判り、何とか位置を特定してもらおうと奮闘する俊介。

 細かなことをよく知っている人々がいて、ちょっと感心してしまう。

 徐々に位置が判明していく中、果たして俊介は無事脱出し、結婚式に出ることが出来るのか。

 シチュエーション・スリラーとしては面白い展開であった。

 本作は、ネタバレ厳禁ということで、終盤の展開、結末に関しては、ハッキリ書けないのだが、アッと驚く展開が終盤に待っている。

 しかし、そうなると細かい部分で気になることも多い内容になっていたかな。

/5

監督:熊切和嘉
出演:中島裕翔、奈緒、永山絢斗
於:池袋HUMAX CINEMAS

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