CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-354「モンスター・プロジェクト」(アメリカ)

2017年12月23日 23時19分55秒 | アメリカ映画
人には相反する2つの面がある
 ネット・コンテンツ“モンスター・プロジェクト”を立ち上げた映像プロデューサーのデヴォン。自らを“怪物”だという視聴者を募集するインチキ心霊番組だ。
 応募してきたのは、“吸血鬼”を自称する女・シェイラ、獣に変身する“スキンウォーカー”を名乗るスティーブン、“悪魔”にとり憑かれているという日本人娘・シオリの3人。
 月食の夜、不気味な廃屋で彼らへのインタビューを開始するが、不可解な超常現象がデヴォンたちに襲いかかり、撮影クルーが次々と犠牲になっていく。(「KINENOTE」より)


 インチキ・モンスター映像をネットにアップしていたデヴォン。

 ここで新たに〝モンスター・プロジェクト〟と名付けたコンテンツを立ち上げ、自称モンスターだという者たちを募集する。

 そこに自称、スキンウォーカー、吸血鬼、そして悪魔に憑かれている日本人の女性が応募してくる。

 月食の夜、古い廃屋で3人のインタビューを敢行するデヴォンたち。

 本物ではないと高をくくっていたデヴォンたちであるが、彼らに悲劇が襲い来る。


 ヤラセで行おうとしていた映像が、本当にモンスターたちに襲われることになる恐怖を描いたホラー。

 そして映像製作する者たちの話ということで、彼らが持つカメラなどで綴られるP.O.V.作品。

 スキンウォーカーというのは狼男のことかな。
 そんなスキンウォーカーに吸血鬼、そしてシオリが憑かれているという悪魔に襲われるデヴォンたちが、閉じ込められる形となる廃屋で、モンスターたちから逃げながら戦うという展開。

 電気が落ちるので、暗視のような緑がかった映像で事態は繰り広げられ、ちょっと見辛いところがあったかな。

 襲撃シーンは緊張感もあって面白かったが、もしかするとこの襲撃も最後には演出でした、なんてなるんじゃないだろうかとも思ったな。

 結局は、ある人物の思惑によるものであったが、モンスターを集めた理由や、仲間を陥れた理由が今ひとつ判りづらい結末だったな。

 P.O.V.も斬新さはなかったし、映像も見辛いところもあったが、まあ襲撃シーンは緊張感もあり、誰が生き残るのかなど、気になる展開ではあったかな。

/5

監督:ビクター・マチュー
出演:ジャスティン・ブルーニン、トビー・ヘミングウェイ、ミュリエル・ザッカー
    イヴォンヌ・ジーマ、ヤメル・エヴァンス、スティーヴン・フローレス、シオリ・イデタ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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