CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-113「サンフランシスコ連続殺人鬼」(アメリカ)

2022年05月29日 22時58分27秒 | アメリカ映画
ジ・エンドにあらず

 1969年製作。

 2007年に製作された「ゾディアック」など、これまで何度か映画のモチーフとなった連続殺人犯、ゾディアック・キラーを初めて描いたとされる作品。

 一人の人間が、連続殺人を犯していく様を描いたサスペンス。

 本作の解説を読んでいると、当時アメリカを震撼させていた連続殺人犯のゾディアックを捕まえようという目的で製作されたという作品らしい。

 まあ、色々映画館でも仕掛けを施していたらしいが、未だに未解決ではある。

 まず、すぐ近くにいる、ごく普通の人が殺人犯かもしれないということを提唱しておき、物語を始める。

 周囲と諍いを起こす人間を映し出し、この人物が犯人かもしれないと思わせる者を何人か描く。

 まずは、何かと問題な言動で、警察にもやっかいになる男の姿を映し出す。

 犯人は、狂信的な面を見せており、綿密な計画を立てるわけでもなく、衝動的に殺人を犯している模様。

 犯人の凶行を描いているが、もちろん警察の捜査の様子も描いている。

 しかし、その捜査があまり積極的に行っているような印象もなく、最後には預言者の話を聞くという、ちょっと面白い展開になる。

 突貫的に製作したという作品らしく、ストーリーに深みがある感じはしなかったが、ラストは、現実を考えれば、こういうことになるのかなと思わされるものになっていたな。

/5
 
監督:トム・ハンソン
出演:ハル・リード、ボブ・ジョーンズ、レイ・リンチ、トム・ピットマン
於:シネマート新宿

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