CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-194「皆殺しの掟」(カナダ)

2018年10月02日 00時09分28秒 | カナダ映画
長く持つといいわね
 かつて孤児だったジョンとリーはギャングのボスに拾われ、義兄弟として育てられる。
 冷静沈着なジョンと猪突猛進なリー。まったく違う性格に育った2人だったがボスの右腕、左腕として頭角を現していく。
 だが、組織の後継ぎとしてジョンが指名されたことに納得のいかないリーは反発し、敵対する組織をも巻き込んだ抗争へと発展する。(「作品資料」より)


 ギャングのボスに育てら、頭角を現す二人の青年、ジョンとリー。

 しかし、両雄相並び立たずということで、後継者争いが勃発する。

 ジョンは恋人もおり、足を洗うことを考えていたが、ボスから後継者に指名されたことで思い悩む。

 リーは逆に自分が後継者に指名されなかったことに苛立ちを覚え、ジョンを憎むようになる。

 ついにリーは、敵対組織と手を組み、ジョンを亡き者にしようと企む。

 そんな組織の跡目争いを激しいアクションで描いたバイオレンス。

 
 ジョンとリーが幼い頃、ボスから教わっていたのはボクシングであるが、実際の戦いで使うのはカンフー。

 そして、同時に拳銃も使う、ガンフー・アクションとなっている。

 そのアクション、確かにカタは綺麗で、スムース。
 逆に闘いの痛みのようなものが感じ辛かったな。

 当たりにズレも感じ、更に闘いの最中に壁を壊すというシーンが何度かあったが、その壁も張りぼて感があったな。


 自分が思ってもいなかったことで命を狙われることになるジョン。

 果たして、義兄弟として育ったジョンとリーの争いの決着の行方はどうなるのか。

 
 義兄弟としての絆というものの描き方がそれ程なくて、単なる跡目争いという展開になっており、感情を揺さぶられるようなところは少なかったな。

/5

監督:ジェームズ・マーク
出演:ジャン・アイディン、フォン・チャン、チャー・リー・ユン、ティナ・ペレイラ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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