CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-161「ミッドナイト・アサシンズ」(フィリピン)

2018年08月01日 12時19分37秒 | フィリピン映画
殺られる奴も聖人じゃない
 世界最大のスラム街。麻薬密売仲間に裏切られ逮捕された兄の保釈金を用立てようと奔走するストリート・キッズののトトは、警察に追われたイルマを助けたことから闇の仕事に誘われる。
 やがて二人は不思議な絆で結ばれていくが。(「KINENOTE」より)


 フィリピン、マニラのスラム街。
 兄を留置場で殺された少年、トトは、警察に追われている殺し屋のイルマを助けたことで共に過ごすようになる。

 イルマはトトを殺しの仕事に連れていくようになり、二人は不思議な絆で結ばれていく。


 兄を殺されたトトが、イルマと共に過ごし、殺し屋となって、最後は兄を殺した相手に復讐するような成長譚、復讐譚かと思った。

 トトの母親を知っていたというイルマとトト。二人の母子とも言えるような感情とその姿を描くような展開。

 イルマの殺し屋としての仕事を描いているが、行き着く先の見え辛い話ではあったな。

 不思議な絆で結ばれているイルマとトトであったが、クライマックスには思わぬ状況となり、ある意味、どんでん返しが起こる。

 達成感や高揚感とは程遠い物悲しい結末である。

 トトは見た目少年であるが、しっかり女性とセックスはしているし、その相手も見た目は少女。
 何となく、その見た目と行動に違和感を覚えるが、トトは何歳の設定だったのかな。

/5

監督:ミカイル・レッド
出演:ユーラ・バルデス、ティモシー・カスティーリョ、ロッキー・サルンビデス
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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