CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-325「ボルテスV レガシー」(フィリピン)

2024年10月25日 00時53分49秒 | フィリピン映画

今は勇敢であるべき時だ

 ボアザン星のプリンス・ザルドス率いる軍隊が地球を襲撃。通常の兵器ではまったく歯が立たないなか、スティーブ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング3兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人は、秘密裏に製造されていた5機のマシンに乗り込んで出撃する。

 敵は勝利を確実にするため、より強大な獣型ロボット「ビースト・ファイター」を繰り出す。

 5人はそれに対抗するべく「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット「ボルテスV」となって立ち向かう。(「作品資料」より)

 

 1977年に日本で製作、放映されたテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンで実写版として製作したロボット・アクション。

 実は聞いたことも観たこともなかったが、フィリピンではアニメが大人気らしく、その熱狂的人気から製作されたのが本作。

 ボアザン星からやって来たプリンス・ザルドスの攻撃を受ける地球。

 通常の武器では歯が立たない中、最後の砦として5人の若者がマシンに乗り込み戦うことに。

 それは密かに開発されていたもので5機のマシンが合体すると巨大な人型ロボット、ボルテスVとなる。

 敵が繰り出す獣型ロボット、ビースト・ファイターと対決することとなるボルテスV。

 果たして地球を救うことが出来るのか。

 ボルテスVやビースト・ファイターの映像は、CGを駆使した映像で現代的であった。

 それに対し、ボアザンの宇宙船内、地球の基地内の様子はちょっとチープであったし、他の宇宙船の飛来などには特撮感が滲み出ていたな。

 ロボットの映像にはかなり力を入れていたよう。

 そんな映像の中で、日本語の歌が流れる。

 堀江美都子が歌うアニメ版の主題歌らしい。

 日本公開版は少し映像を再編集したものらしく、この主題歌がフィリピン版でも流れていたのかは不明。

 ロボット・アクションは見応えあったし、泣かせの展開もあり、興味深い1本だった。

 最後に続編を思わせる映像があったが、フィリピンでは90話にわたるテレビシリーズもあるらしく、そちらに続く映像だったのかな。

/5

監督:マーク・A・レイエス

出演:ミゲル・タンフェリックス、ラドソン・フローレス、マット・ロザノ、ラファエル・ランディコ、イザベル・オルテガ、マーティン・デル・ロザリオ、カーラ・アベラナ

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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