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今は勇敢であるべき時だ
ボアザン星のプリンス・ザルドス率いる軍隊が地球を襲撃。通常の兵器ではまったく歯が立たないなか、スティーブ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング3兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人は、秘密裏に製造されていた5機のマシンに乗り込んで出撃する。
敵は勝利を確実にするため、より強大な獣型ロボット「ビースト・ファイター」を繰り出す。
5人はそれに対抗するべく「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大な人型ロボット「ボルテスV」となって立ち向かう。(「作品資料」より)
1977年に日本で製作、放映されたテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンで実写版として製作したロボット・アクション。
実は聞いたことも観たこともなかったが、フィリピンではアニメが大人気らしく、その熱狂的人気から製作されたのが本作。
ボアザン星からやって来たプリンス・ザルドスの攻撃を受ける地球。
通常の武器では歯が立たない中、最後の砦として5人の若者がマシンに乗り込み戦うことに。
それは密かに開発されていたもので5機のマシンが合体すると巨大な人型ロボット、ボルテスVとなる。
敵が繰り出す獣型ロボット、ビースト・ファイターと対決することとなるボルテスV。
果たして地球を救うことが出来るのか。
ボルテスVやビースト・ファイターの映像は、CGを駆使した映像で現代的であった。
それに対し、ボアザンの宇宙船内、地球の基地内の様子はちょっとチープであったし、他の宇宙船の飛来などには特撮感が滲み出ていたな。
ロボットの映像にはかなり力を入れていたよう。
そんな映像の中で、日本語の歌が流れる。
堀江美都子が歌うアニメ版の主題歌らしい。
日本公開版は少し映像を再編集したものらしく、この主題歌がフィリピン版でも流れていたのかは不明。
ロボット・アクションは見応えあったし、泣かせの展開もあり、興味深い1本だった。
最後に続編を思わせる映像があったが、フィリピンでは90話にわたるテレビシリーズもあるらしく、そちらに続く映像だったのかな。
/5
監督:マーク・A・レイエス
出演:ミゲル・タンフェリックス、ラドソン・フローレス、マット・ロザノ、ラファエル・ランディコ、イザベル・オルテガ、マーティン・デル・ロザリオ、カーラ・アベラナ
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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