CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-071「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」(日本)

2023年03月31日 02時04分24秒 | 日本映画
勝負ありでございますね
 組織からの依頼で殺しを請け負っている、ちさととまひろの2人は、ジムの会費、保険のプラン変更など、日々のお金に頭を悩ませ、いつものように途方に暮れていた。
 一方、殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうりと弟・まことの兄弟もまた、お金の悩みを抱えていた。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、正社員ではないため働いても満足した生活ができない。
 そんな現実を前に、お金が欲しい兄弟は、「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、ちさととまひろの前にたちはだかる。(「作品資料」より)


 女性殺し屋二人の激しい戦いと緩い日常を描いた「ベイビーわるきゅーれ」の続編。

 冒頭は、二人の殺し屋、ゆうりとまことの兄弟が仕事をするシーンから始まる。

 しかし、下請けである彼らは、なかなか激しい仕事をこなしても、上からの指令ミスでバイト代を貰えなかったりと満足いかない生活を続けている。

 そんな時、正規の殺し屋が死ねば、その後釜に昇格出来るという噂を聞き、その殺し屋を始末することにする。

 そして狙われるのが、ちさととまひろの二人。

 ちさととまひろも日常生活になじめず、ジムの会費を滞納していたり、保険のプラン変更などで頭を悩ませている。

 自分たちで銀行に振り込みにいかなければならないちさととまひろであるが、世間では連続銀行強盗が発生しているという話があり、そこはお約束通り、ちさととまひろが銀行に行くと銀行強盗に出くわしてしまう。

 銀行強盗を退治したことで、何故か謹慎処分となった二人はバイトに勤しむが、苦労は後を絶たない。

 そして、そんな二人にゆうりとまことが迫り来る。

 今回は、ちさととまひろの日常もおかしく描きながら、同じようにゆうりとまことの日常も描いている。

 ある意味、似たような境遇の二組が、最後には殺し合いに挑むことになる展開。

 ちゃらちゃらしているようで、意外と手強いゆうりとまこと。

 果たして、ちさととまひろは二人に勝つことが出来るのか。

 対峙のシーンは、激しいアクションを見せてくれるが、それ以外のシーンは相変わらずの緩い展開で、笑わせてくれる。

 前作と変わらぬ面白さの一本であった。

 ラストのシーンは、ちょっと切ない結末でもあったかな。
 もしかして、という気がしないでもなかったが。

/5

監督:阪元裕吾
出演:高石あかり、伊澤彩織、水石亜飛夢、中井友望、飛永翼、橋野純平、安部乙、新しい学校のリーダーズ、渡辺哲、丞威、濱田龍臣
於:新宿ピカデリー

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