そしてそれが男だという苦しさも知った
ドMで好色だが、金儲けは上手な真誠会若頭の矢代。
ある日、彼の元に付き人兼用心棒として元警察官の百目鬼がやってきた。自己矛盾を抱えながら生きる矢代と、そんな矢代にどこまでも従順な百目鬼。
それぞれ傷を抱えて生きる2人は、互いの欠落を補うように惹かれ合っていき。(「allcinema」より)
大ヒットBLコミックを劇場アニメ化した作品。
この手の内容の作品は食指を動かされないのだが、「セブンデイズ MONDAY→THURSDAY」「セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY」と同じく、ちょっと仕事に絡みがあり、ありがたくチケットもいただいたので鑑賞することに。
真誠会、若頭の矢代と、彼の付き人となった百目鬼が、徐々に惹かれ合っていく姿を描いた作品。
ラブストーリーと言っていいのかな。
ヤクザの世界を描いているので、登場人物はほぼ男。
唯一、百目鬼の妹だという女性が出てくるくらいか。
男ばかりというのは、ヤクザの世界だというだけに非ずという感じではあるが。
矢代という男が、ちょっと飄々とした感じで、何事にも動じず、逆に何事にも関心がないような感じで、自他共に認めるドMということで、辱めを受けることも多々。
しかし、屈辱を体現することがない。
百目鬼は、言葉足らずな感じで、ややずれている部分もあるが、愚直で、こちらも感情を表すことが少ない。
そんな2人が様々なやり取りをしながら、お互いを知り、徐々に惹かれ合っていくという展開は興味深い。
ただ、R-18作品ということで、男同士の激しい絡みの描写なども多く、そのあたりはちょっとキツかったかな。
矢代の絡む者たちの言葉から徐々に矢代の過去、そして抱えるものが明らかになっていき、更に組の跡目争いも表面化してきている状況で、果たして矢代と百目鬼の関係がどうなっていくのか。
矢代と百目鬼のキャラ、そして話の展開は興味深い作品ではあったな。
クライマックス、事件が起こったところで、終了。
続編があるんだな。
こうなると続編も観ることになるかな。
/5
監督:牧田佳織
声の出演:新垣樽助、羽田野渉、安元洋貴、小野友樹、大川透
三宅健太、高瀬右光、興津和幸、佐藤拓也、三宅貴大
於:新宿バルト9
ドMで好色だが、金儲けは上手な真誠会若頭の矢代。
ある日、彼の元に付き人兼用心棒として元警察官の百目鬼がやってきた。自己矛盾を抱えながら生きる矢代と、そんな矢代にどこまでも従順な百目鬼。
それぞれ傷を抱えて生きる2人は、互いの欠落を補うように惹かれ合っていき。(「allcinema」より)
大ヒットBLコミックを劇場アニメ化した作品。
この手の内容の作品は食指を動かされないのだが、「セブンデイズ MONDAY→THURSDAY」「セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY」と同じく、ちょっと仕事に絡みがあり、ありがたくチケットもいただいたので鑑賞することに。
真誠会、若頭の矢代と、彼の付き人となった百目鬼が、徐々に惹かれ合っていく姿を描いた作品。
ラブストーリーと言っていいのかな。
ヤクザの世界を描いているので、登場人物はほぼ男。
唯一、百目鬼の妹だという女性が出てくるくらいか。
男ばかりというのは、ヤクザの世界だというだけに非ずという感じではあるが。
矢代という男が、ちょっと飄々とした感じで、何事にも動じず、逆に何事にも関心がないような感じで、自他共に認めるドMということで、辱めを受けることも多々。
しかし、屈辱を体現することがない。
百目鬼は、言葉足らずな感じで、ややずれている部分もあるが、愚直で、こちらも感情を表すことが少ない。
そんな2人が様々なやり取りをしながら、お互いを知り、徐々に惹かれ合っていくという展開は興味深い。
ただ、R-18作品ということで、男同士の激しい絡みの描写なども多く、そのあたりはちょっとキツかったかな。
矢代の絡む者たちの言葉から徐々に矢代の過去、そして抱えるものが明らかになっていき、更に組の跡目争いも表面化してきている状況で、果たして矢代と百目鬼の関係がどうなっていくのか。
矢代と百目鬼のキャラ、そして話の展開は興味深い作品ではあったな。
クライマックス、事件が起こったところで、終了。
続編があるんだな。
こうなると続編も観ることになるかな。
/5
監督:牧田佳織
声の出演:新垣樽助、羽田野渉、安元洋貴、小野友樹、大川透
三宅健太、高瀬右光、興津和幸、佐藤拓也、三宅貴大
於:新宿バルト9
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