CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-255「犯罪都市 THE ROUNDUP」(韓国)

2022年11月14日 23時53分25秒 | 韓国映画
死ぬと思ったら、降車ボタンを押せ
 クムチョン署の強行犯係に所属する怪物刑事マ・ソクトらは、国外逃亡した容疑者を引き取るためベトナムへ行くよう命じられる。
 ソクトとチョン・イルマン班長は容疑者から怪しい気配を感じ取り、秘密裏に捜査に乗り出す。やがて、残忍な凶悪犯罪を重ねるカン・ヘサンの存在が浮上。
 ソクトらは韓国とベトナムを行き来しながらヘサンを追い詰めていくが。(「作品資料」より)


 「犯罪都市」の第2弾となるクライム・アクション。

 その腕っぷしで犯人を半殺しの目に遭わせてしまうが、愛嬌ある刑事、マ・ソクトが、最凶の男、カン・ヘサンを捕まえるため大暴れする。

 マ・ソクトを演じるのは、「悪人伝」そしてMCU「エターナルズ」にも出演したマ・ドンソク。

 以前より更に肩から腕、胸のあたりも大きくなっているような印象。

 逃亡犯の身柄引き取りのため、班長のチョン・イルマンとベトナムに赴くソクト。

 そこで、韓国人旅行者を狙った犯罪を繰り返すカン・ヘサンの存在を知り、彼を捕まえるため動き出すソクト。

 その腕っぷしで悪党をなぎ倒していくソクトも凄まじいが、カン・ヘサンもその狂気ぶりから相手を容赦なく倒していく姿も半端ない。

 カン・ヘサンは復讐と金のため、ベトナムから韓国へと戻り、ソクトたちも帰国し、カン・ヘサンを追う。

 最強とも言えるソクトと最凶と言えるカン・ヘサン。

 二人のぶつかり合いは、ベトナムで一度、そしてクライマックスの対決。

 激しいアクションと狂気とも言える犯罪シーンもあるが、ソクトの愛嬌ある言動などで笑わせてくれるシーンも多々。

 ソクトに頭の上がらない、前作にも出ていた犯罪者、イスとの絡みも笑わせてくれる。
 意外とこのイスが、重要な役割を担う。

 気は優しくて、力持ちという感じのマ・ソクトの活躍ぶりとちょっとした笑いが楽しめる一本。

 最後はスカッとさせてくれる展開であった。

/5

監督:イ・サンヨン
出演:マ・ドンソク、ソン・ソック、チェ・グィファ、パク・ジファン、ホ・ドンウォン、ハジュン、チョン・ジェグァン
於:TOHOシネマズ池袋

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