ブルーベリーは同じ量にしろ
凄腕の予想屋サムはマフィアのボスたちに才能を見込まれ、ラスベガスのカジノ「タンジール」のマネージャーを任される。
見事な経営手腕でカジノを大繁盛させたサムは、美しいハスラーのジンジャーを見初めて結婚し、豪奢で満ち足りた人生を手に入れたかに見えた。しかし、幼なじみの相棒ニッキーがラスベガスへ移り住んできたことで事態は一変。
血の気が多いニッキーは暴挙を繰り返し、彼らは警察やFBIから目をつけられてしまう。(「作品資料」より)
1995年製作、日本では1996年に公開されたクライム・ドラマ。
初公開時にも鑑賞していたが、〝午前十時の映画祭14〟にてリバイバル公開されたものを鑑賞。
ラスベガスのカジノのマネージャーになったサム・ロススティーンの盛衰を描いている。
実話を基に製作されたらしい。
話はほとんど憶えていなかったのだが、冒頭のシーンだけは憶えていたな。
そしてこれが行き着く先なんだなと思っていたが。
エースと呼ばれていたサム自身はマフィアではなかったようだが、ボスたちから予想屋としての才覚を認められ、ラスベガスのカジノ〝タンジール〟のマネージャーを任される。
カジノを繁盛させ、ボスたちの懐を潤し、ラスベガスの名士となり、美しきハスラー、ジンジャーと結婚する。
順風満帆な日々のはずが、幼馴染みのニッキーがラスベガスへやって来たことから事態が急変していく。
物語は、エースやニッキーの語りと共に進んでいく。
暴力や襲撃のシーンもあるが、エース自身は暴力を振るうということはほとんどない。
逆にニッキーの行動がエースの立場を危うくする感じ。
FBIに目をつけられたりし、果たして彼らの運命がどうなるのか気になる展開。
ことの顛末を語るような話で、少しユーモラスな要素も含めた暴力シーンが繰り広げられる。
カジノに拘るエースの状況など、話としては興味惹かれる展開だった。
/5
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシ、ジェームズ・ウッズ、ドン・リックルズ、ケビン・ポラック
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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