CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-021「カイジ 動物世界」(中国)

2019年01月23日 01時12分05秒 | 中国映画
自分を守る唯一の方法は、他人を打ち倒すこと
 定職にも就かず自堕落な日々を過ごしていた青年カイジは、ある日、友人に騙されて5300万円もの借金を負う。
 負債者に借金一括返済のチャンスを与えるという、“宿命”の名を冠するギャンブル船・デスティニーに乗り込んだカイジは、カード12枚を使った“限定ジャンケン”というゲームに参加する。謎の組織が裏で取り仕切るそのギャンブルは、勝てば借金帳消しだが、負ければ命の保障はない。
 カイジの命を賭けたゲームの行方は?(「KINENOTE」より)


 人気コミックを実写映画化した「カイジ 人生逆転ゲーム」

 その中国版の実写映画化となる作品。

 昏睡状態の母親の看病をしながらも定職に就かずにいるカイジ。

 友人の借金を肩代わりするはめになり、アンダーソンという男から借金返済のチャンスを与えることを提示される。

 それは、ギャンブル船デスティニー号に乗船すること。

 そこでカイジは、限定ジャンケンというゲームに参加することになるが、負ければ命の保障はないというゲームであった。


 「カイジ 人生逆転ゲーム」でも限定ジャンケンは行われていたが、本作はまさかの最後までこのゲームで貫き通すという展開。

 カイジの精神面を表現する、ピエロの映像と怪物の映像が流れるが、これが結構多め。

 また仲間と共に何かと作戦を練ってはやり直しということが続き、一つのゲームにしては長く、少々盛り上がりも弱かったかなという印象。

 カイジは学生の頃、数学は得意だったということで、巧みに計算した作戦を披露してくれるが、ちゃんと理解しないと納得し辛いな。


 ゲームを勝つため作戦を立て、それで乗り越えられるかと思ったところで、ピンチに陥り、そこからまた打開策を見つけ出すという展開で、早く決着つけて欲しいと思うものの、行く末は気になるところ。

 よくぞ限定ジャンケンだけで引っ張ったな。

 アンダーソンを演じたのがマイケル・ダグラスというのも、ちょっと驚いた。

 ゲームが終わっても少々不完全燃焼な感じがしたが、やっぱり最後には追加の映像が。

 そして画面には〝TO BE CONTINUED〟

 これは予想していたかな。

/5

監督:ハン・イエン
出演:リー・イーフォン、マイケル・ダグラス、チョウ・ドンユイ
   ツァオ・ビンクン、ワン・ゴー、チー・ジア、チャン・ジュンイー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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