CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-116「SHOOT X 霊撮ゲーム」(日本)

2018年05月15日 00時59分33秒 | 日本映画
怖い時は鼻歌ですよ
 関東郊外にある廃墟では、霊撮ゲームという奇妙なゲームが行われていた。それは、3人1組でビデオカメラを手に心霊スポット内をまわり、制限時間内に霊を撮ることができたら賞金1千万円が支払われるというもの。
 様々な事情を抱えた参加者たちが集う中、藤江れいな、桃咲まゆ、古野あきほの3名の女性タレントが偽名でこの霊撮ゲームに参加していた記録映像が流出。それには、闇に包まれた廃墟で恐怖と闘いながら幽霊の撮影に挑むうちに、一人また一人と姿を消していく様子が記録されていた。(「KINENOTE」より)


 ある廃墟で、夜明けまでに霊を撮影できたら、1千万円が支払われるという〝霊撮ゲーム〟に参加した4組の映像で綴られるドキュメンタリー・ホラー。

 色々いわくがある映像を繋ぎ合わせた作品ということで、「ほんとにあった!呪いのビデオBEST10」の映像はお祓いをしたとあったが、本作はお祓いもしていないという。

 出演者の一人は「眠り姫 Dream On Dreamer」等の藤江れいな。

 彼女を含めた女性3人組と他3組が持つビデオカメラで映し出された映像を繋ぎ合わせた、いわゆるP.O.V.作品となっている。

 当然ながら、序盤から登場人物が必要以上に怯えたりするシーンばかりが映し出され、なかなかことが起こらない。

 主催者である男がいやに怪しい人物だったり、ある女性3人組が映した映像だけ映し出されないので、実は現実の人物ではないのかなと思ったりする。

 登場人物の一人が気分が悪くなったりするところで、チラリと霊らしきものが映され、いよいよ始まるのかなと思わせながら、そこからあまり進展はない。

 そんな中で、登場人物が一人一人行方不明となる。

 果たして彼、彼女らの運命はどうなるのか。
 霊を映し出すことが出来るのか。

 複数の恐怖を描き出したような形になっていたが、正直話がどこへ向かっているのか判り辛かったな。

 最後に見せたいものを見せて終わりという感じであったが、気持ちの準備が整わないうちに終わってしまったという感じのラストだった。

/5

監督:阿部裕樹
出演:藤江れいな、桃咲まゆ、古野あきほ、黒岩司、未来弥、橘花梨、仲井真徹
    藤島克成、イグロヒデアキ、山川未菜、神実穂、後藤かな、松木研也
於:シネ・リーブル池袋

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