CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-145「キング・オブ・ギャングスター2」(イギリス)

2018年07月06日 00時49分56秒 | イギリス映画
俺たちは無敵だ
 1988年、スペイン・マルベーリャ。最凶のUKギャングスター、カールトン・リーチの盟友として知られた“サウスエンドのスカーフェイス”ことパット・テイトは、麻薬の密売に奔走し、コカインを享受する生活を送っていた。
 邪魔者は容赦なく潰していたが、麻薬界で名を馳せていた男に裏切られ、刑務所に入れられる。
 パットは実力者として地位を確立、縄張りを奪取し、さらなる権力を求めて突き進んでいく。(「KINENOTE」より)


 「キング・オブ・ギャングスター」の続編ではあるが、シリーズとしては3弾目となる作品。

 てっきり前作の主人公であったカールトン・リーチが、仲間を殺した犯人を見つけるような話なのかなと思っていた。

 しかし、時は遡り、1988年、パットという男が、サウスエンドを牛耳るために突き進んでいく姿が描かれるという話になっている。

 このパットはカールトンの盟友だったらしいが、パットの動向を描いていく中で、カールトンは出てこなかったような気がするな。

 カールトンが仲間として名を挙げていたトニーは、パットの仲間として出ていたな。

 それにしても、パットは猪突猛進というか、自分の地位確立のためには何でもやり、邪魔者は誰であろう潰していく。

 一応、アドバイスをする者はいるものの、聞く耳持たずの体。

 そのため、麻薬界の大物にはめられ、刑務所暮らしをするはめになる。

 しかし、パットは刑務所内でも色々な伝手を作り、出所後のために力をつけていく。

 出所前には、邪魔者を排除していくのだが、刑務所内でこんなことも出来るのだなと感心する展開だったな。


 果たして、パットはサウスエンドを牛耳ることが出来るのか。
 
 パットの命を狙う組織の噂も耳に入り、どのような展開へとなっていくのか興味深かったが、ラストは意外とアッサリした結末だったな。

 
 ちょっと切れ者とは言い難いようなパットであるが、度胸と行動力で突き進んでいくという展開に、ちょっとハラハラさせられながら、先行きが気になる作品だった。

/5

監督:ザッカリー・アドラー
出演:クレイグ・フェアブラス、テリー・ストーン、ジェイミー・フォアマン、ショーン・ライダー
    イアン・ヴァーゴ、ラリー・ラム、ローランド・マヌーキアン 、ジョシュ・マイヤーズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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