CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-337「レイダース 欧州攻略」(香港)

2019年12月31日 19時15分21秒 | 香港映画
神の左手があれば、神の右手もある
 凄腕エージェント、リン・ザイフォンとチャオインは、敵対もするが実力をお互い認めあっていた。だが“神の右手”と称される秘密集積回路チップが身元不明な女に盗まれると、2人はCIAからの要請を受け、その行方をミラノまで追う。
 2人にとっては気軽な腕比べと思われた事件だったが、凄腕ハッカーのロッキーを救ったことで、事件の背後に巨大な秘密が隠されていることを知る。(「作品資料」より)


 スパイなのか大泥棒なのか、よくは判らない男、リン・ザイフォンとその仲間たちが、奪われた秘密集積回路を奪い返すため活躍する様を描いたアドベンチャー・アクション。

 冒頭のシーンから激しいアクションを見せてくれるが、そこで宇宙人らしき子供が出てくる。
 SFアドベンチャーかと思わされたが、〝クリンゴン〟ってTVシリーズの「スター・トレック」に出てくるものだったんだな。
 仮装だったということか。


 リン・ザイフォンと同業で恋人であったチャオインは、イタリアCIAから盗まれた〝神の左手〟と呼ばれる回路の奪還を依頼される。

 盗んだのは、ザイフォンがかつて助け、回路の発明者である科学者の娘。
 ザイフォンたちは、現在収監中で、犯人の弟であるロッキーを釈放させ、行動を共にする。

 やがてロッキーには秘密があり、それが世界の崩壊へと繋がる可能性があることを知るザイフォン。

 果たしてザイフォンは犯人を見つけ出し、無事に神の左手を奪い返すことが出来るのか。


 神の左手を奪い返そうとするザイフォンたちを追うのが、依頼したCIAだったり、犯人が雇ったイタリアン・マフィア。

 その襲撃など数々のピンチの中、奇想天外な秘密兵器を使ったりして切り抜ける。

 もちろんアクションも展開され、痛快アクション・アドベンチャーという感じである。

 果たして、ザイフォンは目的を果たせるのかと気になるクライマックスでは思わぬ展開となっていく。

 その展開を見ていると、もしかするとという気持ちにさせられる。

 なかなか面白い展開の話であったし、結末も全てが覆るようなもので、色んな意味合いで驚かされたな。


 後から知ったことだが、2000年製作の「東京攻略」、2004年製作の「ソウル攻略」に続くシリーズ第3弾となる作品ということらしい。

 1作目は公開されたので鑑賞したが、2作目は未公開のため未見だったな。

/5

監督:ジングル・マ
出演:トニー・レオン、クリス・ウー、ティファニー・タン
   ドゥ・ジュアン、ジージャー・ヤーニン、ジョージ・ラム
於:シネマート新宿

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