自分が誰だか思い出して
ヴァルモラ率いるアメリカ軍は、他人の身体を操作することができるマイクロチップ技術を開発した。そんな矢先、ある男が最新鋭の兵器を用いて恐ろしい陰謀を企てていることが発覚。
世界の平和を脅かす危機に立ち向かうべく、マイクロチップを使った命懸けの極秘任務に挑むヴァルモラだったが。(「作品資料」より)
〝ありがとうブルース!不死身の男フェス〟「ダイ・ハード レクイエム」に続いての鑑賞。
本作がブルース・ウィリスの最後の出演作ということらしい。
ブルース演じるヴァルモラは秘密裏に作戦を遂行するチームの責任者で、それはあるマイクロチップを使って他人の体を操り、ターゲットに迫るというもの。
夫のセバスチャンがその仕事に就いていたが、昏睡状態となり、妻のアレクサは、その理由を知るためヴァルモラに詰め寄るが、そのまま仕事に引き込まれてしまう。
他人の体を操ってターゲットに近づき、相手を殺す。
アレクサは、エイドリアンという人物に近づくため、アリという画家の体に入り込む。
設定としては面白かったな。
これだけ画期的な装置なのに、見た目は古い機械という感じだった。
果たして、アレクサはミッションを遂行し、セバスチャンの眠りを覚ますことが出来るのか。
ヴァルモラは見守っているだけであるが、その運命は残念なもの。
これがブルースの最後の出演シーンになるんだなと少し感慨があったな。
体を乗っ取って、相手に近づくという設定は面白く、展開と顛末も気になる作品だった。
結末は少し判りづらいものだったかな。
/5
監督:ジェシー・アトラス
出演:アンディ・アロー、ノムザモ・ムバサ、ドミニク・パーセル、ブルース・ウィリス、ムスタファ・シャキール、フェルナンダ・アンドラーデ、バリー・ジェイ・ミノフ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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