CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-009「ヒトラーの死体を奪え!」(イギリス)

2023年01月20日 01時30分21秒 | イギリス映画
どうして毎日埋めるんだ?
 1945年、陥落後のベルリン。ソ連軍の情報士官ブラナ・ブロスカヤ中尉らはスターリンから極秘指令を受け、ある木箱をモスクワまで運ぶ任務に就く。その木箱には、焼却されたはずのヒトラーの死体が入っていた。
 トラックでポーランドの森林地帯を抜けて東を目指すブラナたちだったが、ナチスの残党に襲撃され死体を奪われてしまう。(「作品資料」より)


 1991年、老女が一人で暮らす家に男が侵入する。

 しかし、老女は男を取り押さえ、男の目的を知ると、男の体を薬で麻痺させ、語り始める。

 1945年、陥落したベルリンからブラナ・ブロスカヤ中尉たちは、モスクワのスターリンの元へ、ある木箱を秘密裏に運ぶよう命令を受ける。

 その中にはヒトラーの死体が入っているようであるが、それを知っているのはブラナを含めて3人だけ。
 
 他の護衛の兵士たちは知らない。

 トラックで木箱を運び、夜になると土の中に埋めて隠すブラナたちであるが、ポーランド国内に入ると、ナチスの残党たちに狙われる。

 彼らはヒトラーの死体を奪い返そうとしていた。

 タイトルからだけ想像するとコミカルな話なのかなと思ったが、意外と本格的な戦争アクション。

 ヒトラーの死体を巡って、ソ連兵と彼らに協力するポーランド人とヴェアヴォルフを含むナチスの残党が激しい戦いを繰り広げる。

 本当にヒトラーの死体が入っているのかも気になるところであった。

 スターリンは、ヒトラーの死体を白日の下に晒したいという考えがあり、ナチス残党は、ヒトラーの死体は偽物であることを国民に伝えようと画策するため死体を手に入れようとする。

 小集団同士の戦いではあったが、緊迫した戦いが展開され、戦いの行方、死体の行方が気になる展開であった。

 最後に1991年に戻るが、そこで衝撃的な展開になる。

 設定も展開も興味深い戦争アクションであった。

/5

監督:ベン・パーカー
出演:シャルロッテ・ベガ、トム・フェルトン、ハリエット・ウォルター、バリー・ウォード
   ダン・レントン・スキナー、ビル・ミルナー、ニール・マーフィー、クリスト・ヴェディング
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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