CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-014「ゾンビーズ」(カナダ)

2025年01月19日 00時15分29秒 | カナダ映画

桃の例えなら知ってるぞ

 「カニバルゾンビ」と呼ばれる生活障がい者たちがはびこる街。

 ゾンビポルノが大好きなカールと、レスリングに夢中なフレディ、カールの異母姉マギーの3人のはみだし者たちは、誘拐されたおばあちゃんを救うため、極悪企業コールマン社に立ち向かうことを決意する。(「作品資料」より)

 

 ゾンビがはびこる近未来を舞台に、3人の若者が誘拐されたおばあちゃんを救い出すため奮闘する様を描いたホラー・コメディ。

 ゾンビがはびこると言っても、そのゾンビは人を襲うわけではない。

 逆に安い労働力として活用されており、〝非生者〟と呼ばれている。

 そんな非生者を回収する仕事を請け負っているのが、コールマン社。

 それを横取りしているのが、マギーたち3人。

 コールマン社にばれたマギーたちは、一緒に住んでいるおばあちゃんを誘拐され、身代金を要求される。

 マギーたちは金を調達するため奮闘する。

 誘拐犯はちょっと間が抜けたところがあり、おばあちゃんは誘拐されたとは思わず楽しんでいる。

 死んでも非生者になるだけ。

 マギーたちが奮闘している中、コールマン社はある計画を実行しようとする。

 笑いの中で、コールマン社が行おうとすることは、恐怖の対象である。

 クライマックスは、計画を実行しようとするコールマン社の人間たち、おばあちゃんを取り戻そうとするマギーたち、そして多くの非生者が集まり、ことが繰り広げられる。

 笑いを交えたゾンビ・コメディで面白い1本であった。

 ラストは、本来のゾンビに戻ったということになるのかな。

/5

監督:ヨアン=カール・ウィッセル、フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル

出演:アレクサンドル・ナチ、デレク・ジョーンズ、ミーガン・ペータ・ヒル、クレア・コールター、ベンツ・アントワン、ヴァンサン・ルクレール

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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