なぜソーは泣いている
不治の病の治療のために受けた人体実験で、自らの容姿と引き換えに不死身の肉体を手に入れた元傭兵のウェイド・ウィルソンは、日本刀と拳銃を武器に過激でアクロバティックな戦闘スタイルのデッドプールとして戦いを続けてきた。
戦う理由はあくまで超個人的なものだったが、そんな彼が世界の命運をかけた壮大なミッションに挑むことになってしまう。この予測不可能なミッションを成功させるため、デッドプールはウルヴァリンに助けを求める。
獣のような闘争本能と人間としての優しい心の間で葛藤しながらも、すべてを切り裂く鋼鉄の爪を武器に戦ってきたウルヴァリンは、とある理由で、いまは戦いから遠ざかっていたが。(「作品資料」より)
マーベル・コミックのヒーローを実写映画化した「デッドプール2」に続く第3弾。
そしてMCUの1本である。
マーベル・スタジオを含めた製作会社の絡みはよく判らないが、作中でデッドプールが語ってはくれる。
いつものようにデットプールは観客に話しかけるようなシーンもあり、ヒーロー映画ネタも多数。
デッドプールは自分の世界が消滅させられようとしているのを知り、仲間を救うため奮闘する。
そこで助太刀を頼もうとするのがウルヴァリン。
しかし、ウルヴァリンは「LOGAN ローガン」で死んでしまったのだが、そこはお得意のマルチバースによってウルヴァリンは現れる。
2人は衝突ばかりで、激しく闘うことも数度。
お互い不死身なので、かなり激しい戦闘シーンを繰り広げる。
そして虚無の世界に送られてしまった2人は、何とかそこから脱出しようと奮闘する。
話の展開も面白かったが、出てくるキャラに感動を覚えたな。
「ファンタスティック・フォー」のヒューマン・トーチが登場するが、そう言えばこの人が演じていたなと思い出す。
虚無の世界を支配しているカサンドラはプロフェッサーXの妹だと言うし、驚きはエレクトラやブレイド、ガンビッド、X-23というヒーローも登場すること。
この先のMCUが更に楽しみになる展開であった。
/5
監督:ショーン・レヴィ
出演:ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、エマ・コリン、マシュー・マクファディン、モリーナ・バッカリン、レスリー・アガムズ、ステファン・カピチッチ、ブリアナ・ヒルデブランド、忽那汐里、カラン・ソーニ、ロブ・ディレイニー
於:新宿ピカデリー
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