他人を歓迎しない町なのに宣伝ばかり
トウモロコシ畑が広がるネブラスカ州の小さな田舎町ガトリン。
ある日、アイザックという名の少年にトウモロコシの神が舞い降り、彼は子どもたちの教祖となった。アイザックは手下の子どもたちを率いて「大人狩り」を始め、町の大人たちを次々と惨殺していく。
やがて子どもたちとトウモロコシだけになったガトリンに、青年医師バートと恋人ビッキーが迷い込む。(「作品資料」より)
トウモロコシの神が降臨したと言う少年が教祖となり、その下で大人たちを子供たちが惨殺する町に迷い込んだカップルの運命を描いたサスペンス・ホラー。
スティーヴン・キングの短編小説を原作として1984年に製作された作品。
リメイクとなる「スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック」は鑑賞したが、本作は日本劇場未公開らしい。
4K版が日本初公開され、そちらを鑑賞。
リメイク版とは細かい部分が違っていたな。
話は単純明快であった。
子供たちが支配するガトリンという町に迷い込んだバートとヴィッキーのカップル。
教祖として君臨するアイザックは、2人を異教徒として生贄に捧げようとする。
そんなアイザックと子供たちから逃れようとするバートとヴィッキーの姿が描かれる。
そして脅威はそんな子供たちだけではなく、〝畝の後ろを歩く者〟と呼ばれる存在も。
果たしてことの顛末はどうなるのか。
なかなか面白い展開の話だった。
決着が着いた後、そもそもバートとヴィッキーが巻き込まれることとなった少年の死体。
車のトランクに入れてそのままだったな。
ヴィッキーを演じたのは同じ年に製作された「ターミネーター」でブレイクしたリンダ・ハミルトンだった。
/5
監督:フリッツ・カーシュ
出演:ピーター・ホートン、リンダ・ハミルトン、H.G.アームストロング、ジョン・フランクリン、コートニー・ゲインズ
於:シネマート新宿
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