CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-084「フラッシュ・ゴードン」(アメリカ・イギリス)

2023年04月13日 01時01分04秒 | アメリカ映画
さっきは夢であればいいと思い、今はそうでなければいいと思う
 謎のエネルギー光線によって月が軌道から引き離され、地球に急接近する。その原因が地球外生命体にあると確信した科学者ザーコフは、あと10日で月と地球が衝突すると予言。
 ザーコフは大惨事を阻止するべく、偶然居合わせた人気アメフト選手フラッシュ・ゴードンと旅行業者の女性デールに銃を突きつけて自作のロケット船に乗り込み、無慈悲な皇帝ミンが支配する惑星モンゴへ向かう。(「作品資料」より)


 アメリカン・コミックを原作とした1980年製作、日本でも1981年に公開されたアクション・ファンタジー。

 製作40周年記念のために4Kにされたものが劇場公開。

 初公開時は未見であるが、その名は聞いたことがあったし、音楽をQUEENが担当し、テーマ曲は何度か耳にしたことがあったな。

 地球に幾つもの災害が発生し、それが地球外生命体の仕業であると確信した科学者のザーコフは、自前のロケットで偶然居合わせたアメフト選手のフラッシュ・ゴードンと記者のデールを無理やり一緒に連れて宇宙へ旅立つ。

 彼らが到着したのは惑星モンゴ。

 そこでは、悪逆なミン皇帝が惑星を支配しており、ゴードンは支配されている惑星の人々と共に立ち向かうことにする。

 フラッシュ・ゴードンはどんなスーパー・ヒーローなんだろうと思っていたが、アメフトのスーパー・プレイヤーではあるが、特殊能力を持っているというわけではなく、普通の人間なんだな。

 しかし、正義感と求心力があり、ミン皇帝の支配にもがいている惑星の人々を鼓舞し、ミン皇帝への戦いへと挑む。

 時代が時代だけに、CGなども使っているわけはなく、空を飛ぶシーンなどは合成感あるし、特撮のような惑星の様子を見せられる。

 ストーリー展開も王道的なものだが、ちょっと煌びやかな惑星の雰囲気と、ちょっとエロティックな女性たちの様子と、地球壊滅の危機に立ち向かうゴードンの戦いが興味深い一本であった。

 エンターテインメントとして楽しめる作品であったな。

/5

監督:マイク・ホッジス
出演:サム・ジョーンズ、メロディ・アンダーソン、オルネラ・ムーティ、マックス・フォン・シドー、トポル、ティモシー・ダルトン、ブライアン・ブレッスド
   ピーター・ウィンガード、マリアンジェラ・メラート、ジョン・オズボーン、リチャード・オブライエン、ジョン・ハラム、フィリップ・ストーン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-083「エスター ファース... | トップ | 23-085「ダンジョンズ&ドラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事