CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-083「エスター ファースト・キル」(アメリカ・カナダ)

2023年04月12日 00時28分09秒 | アメリカ映画
あの娘、演技していると思う
 裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。
 ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。父、母、兄は数年振りの再会という奇跡にこの上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。
 再び4人そろって幸せな生活を送ることができる。家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。(「作品資料」より)


 孤児であった少女、エスターを養子として迎えた家族が恐怖に見舞われる様子を描いた2009年製作「エスター」の続編。

 なかなか衝撃的な内容の作品であった。

 14年が経っての続編。

 話は、エスターが孤児になる前を描いた前日譚になっている。

 成長が止まり、30歳になるが、見た目は子供のようなリーナは、凶暴な性格であり、入院していた診療所を血に塗れさせながら脱走。

 行方不明となっていたエスターという少女になりすまし、アメリカの家族の元へ行くこととなる。

 家族との感動の再開を経て、エスターに成りすまして家族と暮らすことになり、果たしてそこからエスターは何を引き起こすのかというところが気になる。

 エスターのことを調べる者が現れ、最初の凶行に及ぶが、そこから思わぬ真実が明らかになり、緊迫した展開になっていく。

 これは予想もしていなかった展開で、どのような話になっていくのか興味深かったな。

 最凶の少女、エスターということだが、展開からすると窮地に陥る主人公という感じがなくもなく、エスターを応援する気持ちにもなりそうだった。

 エスターを演じたイザベル・ファーマンは前作でもエスターを演じており、当時は12歳ということで、ほぼ同年代であったが、本作では26歳にしてエスターを演じていたということ。

 撮影は色々工夫しながらエスターを演じたということらしい。

 最凶の少女の言動と、思いもかけぬ展開もあり、面白いサスペンス・スリラーであった。

/5

監督:ウィリアム・ブレント・ベル
出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン
於:TOHOシネマズ池袋

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