なんだ、母さん死んだのか
夏休みに臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのかの目の前で、ひとりの女子生徒が突然屋上から飛び降りて不可解な死を遂げる。
教室にいるはずのない生徒の謎に気づいたほのかは、補習を受ける三浦瞳や前川タケルらとともに、生徒たちの間で囁かれる“あのコ”にまつわる驚きの真実にたどり着く。(「作品資料」より)
「呪怨」や「犬鳴村」等の清水崇監督の最新作ホラー。
冒頭のシーンで見たことのあるようなシーンが流れ、1度観た作品か、と思ったら、2023年に公開された「ミンナのウタ」と連動する作品だったんだな。
臨時教師として夏休みの補習クラスを担当することになった君島ほのか。
恋人の悠馬が目の前で事故に遭い、昏睡状態となってしまう。
そんな中、補修クラスを受け持つのだが、事件が起こってしまう。
やがて、ほのかはいるはずのない生徒の存在を感じ、かつて起こった墜落事故を含めて調べ始める。
事件の核心にいるのは高谷さなという生徒。
彼女がカセットテープに吹き込んだ歌が、それを聴いた者たちに異変を引き起こしているよう。
そして、さなが更に吹き込んだものが恐怖を引き起こす。
前作で調査を担った探偵の権田もわずかながら登場。
果たして、ほのかは恐怖の連鎖を断ち切ることが出来るのか。
クライマックスには、悠馬の思わぬ事実が明らかになる。
ことの展開、更にほのかに関する顛末も興味深かった。
怖かったのは、さなの母親の様子だったな。
/5
監督:清水崇
出演:渋谷凪咲、早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬、穂柴朋子、今井あずさ、小原正子、伊藤麻実子、たくませいこ、山川真里果、松尾諭、マキタスポーツ、染谷将太
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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