CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-238「パワーレンジャー」(アメリカ・カナダ)

2017年08月13日 16時35分32秒 | アメリカ映画
ごめん、バンブルビー
 紀元前の太古の地球で世界の運命を決する大きな戦いが繰り広げられ、ある5人の戦士によって地球は守られた。
 それから遥かな時を経た現代。小さな町エンジェル・グローブに暮らすごく普通の5人の高校生ジェイソン、キンバリー、ビリー、トリニー、ザックは、偶然手にした不思議なコインによって超人的なパワーを与えられる。
 戸惑う彼らの前に、かつて地球を守った5人の戦士=“パワーレンジャー”の一人ゾードンとおしゃべりな機械生命体アルファ5が現われる。ゾードンは太古の戦いで封印された悪の戦士リタ・レパルサが復活し、再び世界が危機に直面していると明かし、5人はその脅威に立ち向かうべくゾードンたちの後継者として選ばれた新たな“パワーレンジャー”だと告げる。
 突然のことに困惑しつつも、リーダーに指名されたジェイソンとともに自分たちに課された重大な使命と向き合う彼らだったが。(「allcinema」より)


 映画にもなっているスーパー戦隊シリーズは、「秘密戦隊ゴレンジャー」しか観たことはない。

 そのシリーズ第16作目となる「恐竜戦隊ジュウレンジャー」を海外ローカライズ版としてアメリカで放映されたものを、このたび映画化したというのが本作。


 アメリカの小さな町、エンジェル・グローブに暮らす5人の男女高校生が、偶然一緒に不思議な光るコインを見つけたことから超人的パワーを身に着ける。

 そして、かつてパワーレンジャーの一員として地球を護っていたゾードンから、5人はパワーレンジャーの後継者として選ばれたことを告げられ、5人は地球壊滅を目論むリタ・レパルサを阻止するため立ち向かうこととなる。


 それぞれ悩みや苦しみを抱えたティーン・エイジャーが、訓練を受けながら、大きな敵に対し、家族や愛する者たちを護るために立ち上がるという話。

 気持ちが一つとなると、それぞれスーツを装着して力を発揮することが出来るのだが、なかなかそこまでいかない。
 ちょっと引っ張りすぎかなとも思ったが、彼らが時間をかけて一つになっていく様はじっくり描かれていたな。


 パワーレンジャーとしての活躍はクライマックスでの対決だけであったが、恐竜をモチーフとしたようなロボットで戦ったり、最後はそれらを合体させて戦うシーンなど、なかなか迫力のある映像であった。

 
 敵となるリタは、かつてはパワーレンジャーの一員であったが、翻り、地球のコアを狙うようになる。
 力を発揮するために、ゴールドものを欲するというのは、何か象徴的でシンプルな感じ。
 強大な力を持っているが、ちょっとコミカルな感じも垣間見せていたかな。


 パワーレンジャーの5人を演じた高校生を演じたのは、正直知らない俳優ばかり。
 期待の若手俳優たちということなのか。


 ちょっと大袈裟なくらいのバトル・シーンなどは見応えあり、楽しめる一本だった。

/5

監督:ディーン・イズラライト
出演:デイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、RJ・サイラー、ベッキー・G、ルディ・リン
    エリザベス・バンクス、ビル・ヘイダー、ブライアン・クランストン、デヴィッド・デンマン
於:新宿バルト9

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