俺は善人か、それとも悪人か
1991年、香港。黒社会に入った青年ラウはマフィアのボスであるサムに目をかけられ、スパイとして警察学校へ送り込まれる。
一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは、警視ウォンからマフィアへの潜入捜査を命じられる。ラウとヤンは正体を隠したまま、それぞれの組織で頭角を現していく。
潜入開始から10年後、警察はヤンから大規模な麻薬取引の情報を得るが。(「作品資料」より)
2002年製作、日本では2003年に公開。
日本公開20周年としての4K版がリバイバル公開。
もちろん初公開時に鑑賞したが、それ以来の鑑賞。
しかし、話の内容はよく憶えている。
マフィアに潜入した警察官、ヤンと警察に潜入したマフィアのラウ。
二人の交錯する運命を描いたノワール。
実は二人は警察学校は一緒であったが、ヤンは潜入のために途中退学することになり、それから因縁はあったということだろう。
ヤンはサムの配下となり、麻薬取引の情報をウォン警視に報せ、逮捕に結びつけようとする。
いざ作戦決行という時、サムはラウからの情報、ウォンはヤンからの情報で動いていき、緊迫感溢れる展開になる。
やがて、お互い内通者がいることを悟り、それぞれ潜入を見つけるために動き出し、ヤンもラウもギリギリの状況となる。
ヤンは、正体がバレないよう動き、サムを早く検挙して警察に戻ることを願う。
ラウはもちろん正体がバレないことを望むが、それは組織のためというより、自分のためのようである。
本当に正義の側になることを望んでいる風である。
そしてお互いの正体が知れた後のクライマックスでの対峙。
予想していない展開になっていく。
ヤンの運命によって、生き残ることとなったラウが生き地獄を味わうことになるということだろうか。
今思えば、本作だけでは結末が半端かなと感じるところがあり、3部作ということで、このあと2作ある。
いずれにしても面白く、最後まで惹き込まれる1本であった。
/5
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、ショーン・ユー、エディソン・チャン、エルバ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン、ン・ティンイップ
於:グランドシネマサンシャイン池袋
1991年、香港。黒社会に入った青年ラウはマフィアのボスであるサムに目をかけられ、スパイとして警察学校へ送り込まれる。
一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは、警視ウォンからマフィアへの潜入捜査を命じられる。ラウとヤンは正体を隠したまま、それぞれの組織で頭角を現していく。
潜入開始から10年後、警察はヤンから大規模な麻薬取引の情報を得るが。(「作品資料」より)
2002年製作、日本では2003年に公開。
日本公開20周年としての4K版がリバイバル公開。
もちろん初公開時に鑑賞したが、それ以来の鑑賞。
しかし、話の内容はよく憶えている。
マフィアに潜入した警察官、ヤンと警察に潜入したマフィアのラウ。
二人の交錯する運命を描いたノワール。
実は二人は警察学校は一緒であったが、ヤンは潜入のために途中退学することになり、それから因縁はあったということだろう。
ヤンはサムの配下となり、麻薬取引の情報をウォン警視に報せ、逮捕に結びつけようとする。
いざ作戦決行という時、サムはラウからの情報、ウォンはヤンからの情報で動いていき、緊迫感溢れる展開になる。
やがて、お互い内通者がいることを悟り、それぞれ潜入を見つけるために動き出し、ヤンもラウもギリギリの状況となる。
ヤンは、正体がバレないよう動き、サムを早く検挙して警察に戻ることを願う。
ラウはもちろん正体がバレないことを望むが、それは組織のためというより、自分のためのようである。
本当に正義の側になることを望んでいる風である。
そしてお互いの正体が知れた後のクライマックスでの対峙。
予想していない展開になっていく。
ヤンの運命によって、生き残ることとなったラウが生き地獄を味わうことになるということだろうか。
今思えば、本作だけでは結末が半端かなと感じるところがあり、3部作ということで、このあと2作ある。
いずれにしても面白く、最後まで惹き込まれる1本であった。
/5
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、ショーン・ユー、エディソン・チャン、エルバ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン、ン・ティンイップ
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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