CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-339「恐解釈 桃太郎」(日本)

2023年12月20日 00時07分33秒 | 日本映画

どうしてオレなんだ

 連続殺人犯が占いの得意な魔法少女のもとにやって来る。童謡“桃太郎”を歌いながら凶行に走る殺人犯を、押し入れに隠れてやり過ごした彼女は、犯人の退治を決意する。

 こっくりさん、メリーさん、お菊さんをお供に、魔法少女は殺人犯が潜む事故物件に乗りこむ。(「作品資料」より)

 

 日本の昔話をアレンジして描くバイオレンス・ホラー「恐解釈 花咲か爺さん」に続く第2弾。

 今回は〝桃太郎〟

 念願のマイホームを手に入れた年配の夫婦。

 しかし、タバコの不始末によって火事によって2人は亡くなってしまう。

 何故か成仏出来ない2人は、建て直された家に残ってしまい、新たに住むことになった鬼島という青年と同居することに。

 しかし、この鬼島が、女性を家に誘い込んでは殺すという悪行を繰り返す。

 まずこの鬼島が、鬼の末裔なのか、鬼が封印されている壷を持っており、殺せば鬼が復活するらしい。

 実は幽霊になってしまった年配の男性は、桃太郎の末裔らしい。

 夫婦には、霊媒師になった娘、桃がおり、異変を察知した彼女が鬼島の退治に乗り出すという展開。

 もちろんお供がいるのだが、それが桃が呼び出したお菊さん、こっくりさん、メリーさん。

 こっくりさんは腕、メリーさんは人形である。

 そうして現代の桃太郎が、鬼を退治する。

 殺人シーンは、なかなか凄惨な描写であるが、対決シーンはちょっと緩かったかな。

 それでもお供がかなりの力を見せる。

 パロディと思ったら、これくらいの緩さでもいいのかなという感じだったかな。

 ラスト・シーンは更に詰めの甘さが出ての、続編ありなのかという結末だったな。

/5

監督:成瀬聖人

出演:早河ルカ、仁科貴、佐倉萌、冨田伊織、朝木ちひろ、御法川イヴ、長村航希

於:池袋シネマ・ロサ


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