CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-186「クリミナル・タウン」(アメリカ)

2018年09月09日 20時24分57秒 | アメリカ映画
口は災いの元だと言ってくれ
 ワシントンDCに暮らす平凡な高校生のアディソン。ある日、親友のケビンが何者かに殺された。警察はギャング同士の抗争に巻き込まれたものと見て、未解決のまま幕引きを図ろうとしていた。
 しかしケビンは優等生で、警察の見立てに納得いかないアディソンは、幼なじみのフィービーとともに独自に真相究明に乗り出す。ところが、そんな彼らに対し、調査を思い止まらせようとする圧力が次々とかけられる。
 まるで街全体が事件をなかったことにしようとしているかのような不自然な動きに、次第に不審が募っていくアディソンだったが。(「allcinema」より)


 同級生を射殺した犯人を自らの手で見つけようとする高校生のアディソン。

 特別頭が切れるという感じではなく、どちらかと言えば、普通の高校生。

 半年前に母親を亡くし、心に傷を抱えており、それが同じく身近な人間である友人殺害事件の解明へと突き進ませる。

 そんなアディソンを心配するのが、幼なじみであり、恋人未満のフィービー。

 高校生の危うい感情を描きながら、殺人事件解明という危険な状況を描いた青春サスペンス。

 事件解明の展開も重要かもしれないが、そんな経験をすることと、フィービーとの交流によって心に抱えていた苦しみを解放することになるアディソンの姿が描かれる。

 事件の真相は、それ程込み入った感じではなかったが、アディソンがかなり危険な状況に陥るのは確か。

 アディソンとフィービーの関係が、最近の高校生のイメージにしては初々しくて、応援したくなるような感じ。

 青春モノとしては、かなり惹き込まれる雰囲気で、サスペンスとしては普通だったかなという作品。

/5

監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:アンセル・エルゴート、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ストラザーン、キャサリン・キーナー
    テリー・キニー、コリー・ハードリクト、フィリップ・エッティンガー、ダニー・フラハティ
於:新宿シネマカリテ

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