CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-316「ブライトバーン 恐怖の拡散者」(アメリカ)

2019年12月15日 21時48分27秒 | アメリカ映画
あなたはあれに乗ってやって来た
 子どもができずに苦しんでいたトーリは、謎の飛来物が落下した森の中で赤ん坊を見つけると、彼をブランドンと名付けて夫のカイルとともに自分たちの子どもとして育て始める。
 12年後、聡明で才能あふれる少年へと成長したブランドンだったが、あることをきっかけに自分に備わった特別な能力に目覚めていく。
 次第に反抗的な態度が目立ちはじめ、トーリの中にも愛する我が子への疑念が芽生えだすのだったが。(「allcinema」より)


 ブライトバーンは物語の舞台となった町の名前。
 しかし、最後には別の名前となるのだが。


 カイルとトーリ夫妻はブランドンという子供を育てていたが、彼は養子である。
 しかも、ある夜飛来してきた落下物の中で見つけた赤ん坊のよう。

 2人は愛情込めてブランドンを育て、幸せに暮らしていたが、12歳を迎えようとする頃、あることがきっかけでブランドンの様子が変わってくる。

 やがて特殊な能力に気付いたブランドンは、恐怖を引き起こす存在となっていく。

 
 宇宙から飛来したものの中から見つかった赤ん坊。
 人間の子供として育てられるというと「スーパーマン」を思い出すが、正義のヒーローとなったスーパーマンに対し、こちらは恐怖の存在となっていく。

 凶行に及ぶとき、手作りのマスクを被り、マントまでして宙に浮くという姿は、意識した設定だったのかな。


 ブランドンがその力を発揮するシーンにはホラー要素が満載。

 突然現れたり、突然目の前に近づいたりして驚かせる。

 ブランドンは自分の不利になるようなことをしたり、言ったりしようとする人間を標的にする。

 それにより凄惨な事件が起き、やがてブランドンは警官からも疑われるようになる。

 周囲がブランドンを疑っても、母親のトーリは信じない。

 本当に信じていないのか、信じないふりをしているのか。


 異常な能力で町に恐怖を引き起こすブランドンを果たして止められるのか。

 母親はどのような行動を起こすのか。


 能力を覚醒させ、恐怖を引き起こしていく展開は興味深く、その怖さも充分にあったかな。

/5

監督:デヴィッド・ヤロヴェスキー
出演:エリザベス・バンクス、デヴィッド・デンマン
   ジャクソン・A・ダン、マット・ジョーンズ、メレディス・ハグナー
於:池袋シネマ・ロサ

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