CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-312「アクセレーション」(アメリカ)

2019年12月14日 01時18分09秒 | アメリカ映画
泣き女たちを呼ぶか
 凄腕で恐れられる女殺し屋ローナは、ある日、ロスの裏社会を牛耳るロシア・マフィアに裏切りを疑われ、組織のボスであるヴラディクの仕掛けた罠にはめられてしまう。人質にとられた息子ミカを無事に取り戻す唯一の方法は、7時間後の夜明けまでに、ヴラディクが指示する5つのミッションをクリアすることだった。
 だがそれは、ヴラディクと敵対する悪党たちを始末するという危険極まりないミッション。ローナは愛車マセラティに乗り、深夜の街を猛スピードで駆け抜けながら、次々と敵を倒していく。
 やがて、ヴラディクの隙を突き、ローナはミカを奪還しようとするのだが。(「KINENOTE」より)


 冒頭、ローナとヴラディクが共にある組織に乗り込んでいくシーンから始まり、時間が遡る。

 殺し屋と思われるローナが、息子のミカを人質に捕られ、時間以内に与えられた指令をこなすことを強いられる。

 しかし、それは関わりのある組織や人物を壊滅させるという危険なもの。

 果たして、ローナはミッションをクリアして、息子を無事取り戻すことが出来るのか。


 息子を捕まえた人物が、冒頭共に乗り込んだヴラディクであることが判り、その理由は何か、そしてどのような経緯で共に動き出すことになるのか気になるところ。

 そんなローナの動きとは別に、銃器売買に絡んだ組織が登場し、物語は複雑に絡み合ってくる。

 ちょっと判りにくい展開でもあったかな。

 
 ローナは5つの指令をこなさなければならなかったが、ほとんどが殺しに関するもの。

 その都度激しいアクションを繰り広げることとなるが、ややアクションはキレが弱かったかな。

 ヴラディクを演じたのは「エクスペンダブルズ」シリーズ等に出演のドルフ・ラングレンであったが、アクション・シーンはさすがにわずかであったな。

 困難だと思われるミッションであったが、意外とサクサクとクリアしていくローナ。

 そして、冒頭へと繋がるシーンへとなるが、ここで意外な真実が明かされる。

 最後もやや理解し辛い結末であったな。


 キャスト・ロールのトップがドルフ・ラングレンでもなく、ローナを演じたナタリー・バーンでもなく、一番の敵役であるケインを演じたショーン・パトリック・フラナリーというのが意外だったな。

/5

監督:マイケル・メリノ、ダニエル・ジリーリ
出演:ドルフ・ラングレン、ショーン・パトリック・フラナリー
   ナタリー・バーン、ダニー・トレホ、チャック・リデル
   クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、サリー・カークランド
於:ヒューマントラストシネマ澁谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 19-311「HUMAN LOS... | トップ | 19-313「MANRIKI」(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事