日記を書きますよ
ブライアンは両親の愛情を養女である妹に奪われ、怒りをあらわにする。
息子の凶暴性を危惧した父親は病院に連れて行くが、繰り返される恐ろしいセラピーはブライアンの精神をむしばみ、闇の世界へと引きずり込んでいく。(「作品資料」より)
少年の頃から何度もセラピーを受けながら、殺人を繰り返す男の姿を描いたスリラー。
ブライアンが12,3歳の時、養女としてブレイクが家にやって来る。
両親の愛を奪われると感じたブライアンは怒りを表すようになり、ついに友人の一人を死に至らしめる。
それから彼は、何度もセラピーを受けるのだが、殺人を繰り返してしまう。
冷徹な殺人鬼になったというわけではなく、普通に人と接しようとするのだが、周囲の言動に過剰に反応して、殺してしまう。
ちょっと精神的に問題があったとしても、どうも周囲のからかい、嫌味などが彼を責め立て、可哀そうな感じがしなくもなかったな。
しかも、最初のセラピーの医師によって、何かされたような仄めかしもある。
そして、ブレイクとはどうしても相容れず、最後まで怒りの対象であり、ブレイクも殺人を犯したかもしれないブライアンに対し、嫌悪感を露わにする。
人に優しく接しようと試みるものの、相手の態度に反応し、つい過剰な暴力を振るってしまうブライアン。
果たして、この先ブライアンの運命はどうなるのか、と思っていたが、ついに彼が殺人を繰り返してしまうのは、これまで彼の治療に当たっていたセラピストたちのせいだと考え、怒りの矛先をセラピストたちに向ける。
なかなかセラピーで、全ての人の治療が成功するというわけではないのかな。
結局は、本人の気持ちの問題でもあるんだろうな。
明確な殺意を持っていたわけでもないのに殺人を犯し、やがてついには本当の殺人鬼になってしまう男を描き、興味深い話ではあったな。
/5
監督:バリー・ジェイ
出演:エリザベス・キーナー、トム・マシューズ
マイケル・ケリキ、ジョナサン・タイソール
ダエグ・フェアーク、P・J・ソールズ、エイドリアン・キング
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
ブライアンは両親の愛情を養女である妹に奪われ、怒りをあらわにする。
息子の凶暴性を危惧した父親は病院に連れて行くが、繰り返される恐ろしいセラピーはブライアンの精神をむしばみ、闇の世界へと引きずり込んでいく。(「作品資料」より)
少年の頃から何度もセラピーを受けながら、殺人を繰り返す男の姿を描いたスリラー。
ブライアンが12,3歳の時、養女としてブレイクが家にやって来る。
両親の愛を奪われると感じたブライアンは怒りを表すようになり、ついに友人の一人を死に至らしめる。
それから彼は、何度もセラピーを受けるのだが、殺人を繰り返してしまう。
冷徹な殺人鬼になったというわけではなく、普通に人と接しようとするのだが、周囲の言動に過剰に反応して、殺してしまう。
ちょっと精神的に問題があったとしても、どうも周囲のからかい、嫌味などが彼を責め立て、可哀そうな感じがしなくもなかったな。
しかも、最初のセラピーの医師によって、何かされたような仄めかしもある。
そして、ブレイクとはどうしても相容れず、最後まで怒りの対象であり、ブレイクも殺人を犯したかもしれないブライアンに対し、嫌悪感を露わにする。
人に優しく接しようと試みるものの、相手の態度に反応し、つい過剰な暴力を振るってしまうブライアン。
果たして、この先ブライアンの運命はどうなるのか、と思っていたが、ついに彼が殺人を繰り返してしまうのは、これまで彼の治療に当たっていたセラピストたちのせいだと考え、怒りの矛先をセラピストたちに向ける。
なかなかセラピーで、全ての人の治療が成功するというわけではないのかな。
結局は、本人の気持ちの問題でもあるんだろうな。
明確な殺意を持っていたわけでもないのに殺人を犯し、やがてついには本当の殺人鬼になってしまう男を描き、興味深い話ではあったな。
/5
監督:バリー・ジェイ
出演:エリザベス・キーナー、トム・マシューズ
マイケル・ケリキ、ジョナサン・タイソール
ダエグ・フェアーク、P・J・ソールズ、エイドリアン・キング
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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