CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-189「バイオレンスアクション」(日本)

2022年08月27日 10時25分57秒 | 日本映画
全部白にしてみたい
 ピンク髪のショートボブでゆるふわな雰囲気を漂わせる菊野ケイは、昼は日商簿記検定2級合格を目指して専門学校に通いながら、夜はアルバイトをするという日々を送っている。そのバイトとは指名制の殺し屋で、ケイはそこで指名ナンバーワンの実力を持つ凄腕の殺し屋だった。
 ある時、学校帰りのバスでビジネスマン風の青年テラノと出会ったケイは、胸が高鳴りながらも、そのままいつも通りバイト先へ。この日の依頼は、巨大なヤクザ組織を仕切る3代目組長から、ある人物を殺してほしいというものだった。
 そのターゲットとは抗争の渦中にいるヤクザの会計士の男で、その男こそ昼間のバスで出会ったテラノだった。(「作品資料」より)


 こちらも人気コミックを実写映画化した、正にタイトル通りのバイオレンス・アクション。

 菊野ケイは、昼は専門学校に通い、日商簿記検定2級合格を目指し、夜はバイトをしている女の子。

 しかし、そのバイトというのが指名制の殺し屋で、ケイはナンバー1の殺し屋。

 冒頭から激しいアクションでその能力を見せつけてくれるケイ。

 跳んだり、回転したりしながら銃をぷっ放し、相手を倒していくが、主演である橋本環奈が本当にアクションをしているかは微妙かな。

 バイトのアジトとなるのが、会員制というラーメン屋。

 しかし、いつも屯しているのは、ケイと運転手役であるヅラさんと、ケイに恋する同級生でラーメン屋でバイトすることとなった渡辺くんばかり。

 他には、だりあというスナイパーがいるが、これで指名ナンバー1と言われても。

 そんなケイや周囲の面々の存在からコメディの要素も満載。

 しかし、ケイが巻き込まれるのが、関東最大のヤクザの跡目争い。

 しかも、ケイが殺しを依頼されるのが、昼間のちょっとした出逢いで惹かれてしまったテラノという男。

 ちょっとロマンス要素も入れるのは、オーソドックスな展開であったかな。

 しかし、関東最大のヤクザ組織の跡目争いに巻き込まれる形となったケイは、非道な木下派の木下、更に組織の始末屋であり、最強のみちたかくんとも対決することとなる。

 果たして、命を賭けた戦いの行方はどうなるのか。

 激しいアクションと、ちょっとゆるふわな展開もあり、コメディ風味のアクションとして楽しめた一本かな。

 クライマックス後のラーメン屋の展開は、続編を考えたものだったのかな。

/5

監督:瑠東東一郎
出演:橋本環奈、杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉
   猪塚健太、箭内夢菜、兵動大樹、くっきー!、佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史
於:TOHOシネマズ池袋

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