CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-177「ドール・メーカー」(アメリカ)

2019年07月20日 11時24分44秒 | アメリカ映画
ジャンケンで勝負しよう
 連続殺人鬼のドールメーカーことピーター・ハリスは、異様なマスクを被って若い女性を誘拐し、ジャンケンをさせて負けたら命を奪って人形に仕立てて集めていた。
 精神科病院にいた彼は治療を終えて退院し、おじが残してくれた家に帰ってくるが、家にまつわる忌まわしい記憶がフラッシュバックする。(「作品資料」より)


 女性を捕らえては、殺し、人形に仕立てていた殺人鬼ピーターが警察に捕まるところから物語は始まる。

 精神疾患ということで病院で拘置されることになるピーター。

 どうやら、弟が女性たちを殺させたというような発言をしており、幻覚を見ているのか、二重人格かと思われる。

 数年後、治療も終え、退院するピーター。

 そんなピーターに近づく謎の女と元刑事。

 果たして、二人の目的は何なのか。


 家に戻ったピーターは、声が聞こえたり、人の姿を目にしたりして、完全には治っていない様子。

 そんなピーターに近づく女性は、ピーターが殺した女性の妹、モニカ。

 ピーターに復讐を果たすため、ジャーナリストと偽って近づく。

 忌まわしい記憶や幻覚を何とか追い払おうとするピーター。

 ピーターが殺人鬼として再び覚醒するのか、それともモニカが復讐を果たすのか。

 クライマックスには驚きの真実が明らかになり、展開は二転三転する。

 殺人鬼を描くホラーとしては、やや恐怖シーンは少なめだったな。

 ピーターが時折垣間見せる狂気の表情は気になるところではあったが、それ程怖さを感じさせなかった。

 実はモニカがピーターを越える凄い殺人鬼だったというようなオチでもあるのかと思ったが、展開からすると思わぬ真実が明らかになるどんでん返し系ということになるのか。

 少々ホラーとしては物足りなさを感じる作品だった。


 それにしても、ピーターを治療した医師を演じていたのがテイタム・オニール!

 もしかすると「がんばれ!ベアーズ」以来かと思ったが、調べてみると「ランナウェイズ」にも出ており、その時にもコメントしていた模様。

 それでも、テイタム・オニールを見るとは。

/5

監督:トム・ホランド
出演:ルーク・マクファーレン、マイケル・マドセン、モーリーン・マコーミック
   テイタム・オニール、クィントン・アーロン、ジェニファー・タイタス、ジョン・デュガン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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