CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-166「エスケープ・ルーム」(スペイン)

2018年08月06日 00時29分11秒 | スペイン映画
無限なのは、宇宙と人間の愚かさ
 とある屋敷に、アメリカ各地の刑務所から個性的な死刑囚が集められた。彼らは40時間以内に屋敷中に散りばめられた罠や暗号を解き、外に出られた者には自由が与えられ、それ以外の者には死が待つという恐怖のゲームに強制参加させられる。
 彼らを待っていたのは、予想もつかない結末だった。(「KINENOTE」より)


 囚人たちがある屋敷に集められ、ゲームに強制参加させられる。
 そして勝ち残った一人には自由が与えられ、残りの者には死が待っているという。

 そんなゲームに参加する囚人たちの様子を描いたシチュエーション・スリラー。

 どんなゲームが行われるのか、そしてどんなトラップがあって、命を落としていくのか。
 囚人たちを争わせるようなゲームなのかなと思ったが、意外と本格的な謎解きゲーム。

 部屋に隠されたメッセージなどを見つけ出し、それをヒントとして次の扉を開けていくという展開。

 しかし、そんな謎解きゲームでありながら、さすがに犯罪者ということか、苛立ちも募って、力技に走っていく者が出てくる。

 せっかく見つけ出したメッセージなども、あまり生かされなかった気がするな。

 結局最終的には殺し合いの様を呈していく。

 しかも、このゲームの裏には秘密があったという結末。

 謎解きゲームなのか、殺人ゲームなのか、どっちつかずの展開で、最後に明かされた秘密も今ひとつスッキリしないものがあり。

 シチュエーション・スリラーとしては、ちょっと残念な作品だったかな。

/5

監督:ジョルディ・カステヨン
出演:カミラ・マタイアス、ジョン・デルーカ、デイビット・シェバーズ、クリスティアン・スタム
    ステファニー・フィゲイラ、ジョナス・リンデ、ウェンディ・リー・テイラー、アレイダ・トレント
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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