23巻の感想ですけど。
・切りたい人
なんかわかる気がするー
外科の先生を見て思ってたことは「多分手術が面白いんだろうなあ。ゲームみたいに。そして段階が上がっていきたいと思うのだろう。成功すると達成感があるんじゃないかな」でした。
それは全然悪い意味ではないんですけど・・・
微妙でした。
が、23巻を見て。
「楽しくていいんだよ。でなきゃ続かない。ヒューマニズムだけで伸びるなら誰でも名医だろうが」
・・・。
そうかー『楽しい』と思えることが資格なのかもしれないなあ。
多分救命のエキスパートになれる人は救命が好きなんだろう。
特に命を預かる仕事だから、好きなのが一番かも・・・と思いました。
・凡人でもいいけど?
朝田先生を木原が切ることにはイエスを出さず・・・
「木原には嘘をつきたくなかった。何か、あいつに伝えたい気持ちがあったのだ」と。
これは私の考えですけど。
霧島は凡人も働きやすくしたいってことでしたけど。
それを、木原はちょっとズレてる・・・ような?
霧島の庇護のもと胡坐をかいてていいのでしょうか?
凡人でも努力出来る時間と環境を提供してもらえると考えた方がいいんじゃないかなあ?
保守的な環境で「守ってもらえるから」と努力を怠ったらどうなのかなあっと思います。
霧島先生は(朝田に比べて)凡人かもしれないけど、多分一生懸命だったと思いますよ。自分がわからなかった分教え方が丁寧なんじゃないかなあっと。
・朝田って
「自己犠牲なんかじゃなく。自分も生きようと」
なんと言うか、思ったら突っ走るところが・・・
やっぱり蛮人ゆえの強さかもしれないですけど。
霧島の朝田に感じる思いは、同じ凡人として共感できるーーー
「あの完全なる天才性が・・・損なわれるのだ・・・!!」「そんな残酷な姿を俺は見たくない」
わかるーーー
☆ ☆ ☆
スペリオールの立ち読みはしたのですけど。
今後が楽しみで楽しみで。