仕事に悩んで9年前に新しい仕事についた。
今の仕事ではなく、前職のことです。
それは着任する前に聞いていたのは技術系ということだった。
でも、実態は激しい接客業だっった。
だから辞めて今の接客業に戻った。
もっと事前に調べたらよかった、と思った。
調べようといっても、調べたネットには嘘が多い。
では、人に問うことがいいのか?
でも、落ち着いて考えてみると、人の口からはほぼ嘘が返ってくることのほうが多そうだ。
今までに正しいと思える情報はごく少数であった。
だから仕事に悩んで疲弊して精神科の門を叩いた。
もらった薬はまず効かない。
よくなる薬だと思っていたらそれは薬物依存になる薬でしかなかった。
今もそうなってる。
脂質異常症の薬も同じだった。
私の場合は脂質が高いのは遺伝性。
親からもらった遺伝子。
それがオカシイとしても、それが私なのだから。
ややもすると、ヘルニアも嘘かもしれない。
足の痺れも年齢的には普通のことなのかもしれない。
わたしは私。
でも、それも嘘かもしれない。
嘘で嘘を取り繕ったら嘘が仕上がった。
私の未来も嘘。
過去も未来も嘘の塊。
夢でさえない。
その中で私の嘘はどこで変化するのか?
虚言癖。
最近思う。
私は虚言癖がある。
いいことだろ。
それはとても素晴らしいことだろ。
政治家にでもなろうか。
嘘の最高機関。
しかし、当の本人は至って真実を語っているつもりである。
これこそが真実だ、と大いに語ったら、後で間違いに気づくのだ。
では、語ったことはなんだったのか?
自分の勘違い、間違い、思い違い。
何か行動したり語ったりする時に、本当にそれが真実なのか、と疑うようになった。
それは誠か?
人に対しても疑うようになった。
疑いの眼差しを向ける癖がついた。
ふんだんからなかなか行動をしなくなった。
すぐに行動できなくなった。
何故なら、アヤシイからだ。
当然、そういう行為は人に嫌われる。
嫌われて嫌われて、たどり着いたら生きにくさだけが残ってる。
私は真実を知りたいと思って今まで過ごして来たつもりだった。
でも、
笑って過ごせる世界は何処にも無い。
嘘からは嘘しか生まれないからね。
それも嘘。
嘘の真実はどこまでも続く嘘の世界だしね。
若い海に出るのは若い水夫だろう。
古い水夫は若い海の怖さを知ってるから。
そういう吉田たくろうの歌の歌詞がある。
年老いたら臆病になるものなのかもしれない。
日本は世界一の高齢国家。
臆病国家は若い海に出航する勇気と策はない。
跡は滅ぶだけ。
それが真実。