洗脳されているのは自分だった

多くの人が思ってる事は自分以外の人において洗脳がなされている、と

おそらくそう考える

多くの人が様々な事で偏った考えをしてる、と

自分の様に中道の意識を何故持てないのか、と

どうして他人は色の付いた考えに靡くのだろう、と

自分の様に自然に馴染んだ正しい考えがどうしてできないのだろう、と

しかし、

もっともっと目線を広義にして俯瞰してみると、

そう考える自分こそが偏ってる事に気づく

そうか！と

トドのつまり自分こそが洗脳されている、と

それはもっと奥が深い

根本意識からの洗脳だからだ

奥深い根っこのところから偏っているから、おそらくとても気づきにくい

複数からの洗脳でここまで迷い込んだ

生きるためだった

生きるために会社に洗脳された

生きるために、社会の習わしに洗脳された

生きるために暮らしの場所を洗脳された

生きるために生活の立て方を洗脳された

生きるために、家族のあり方に洗脳された

そして、最後に

生きるために、故郷を捨てることを洗脳された

故郷はどこにもない

泣くやつは誰だ？

この上何が欲しい

そして、それが全てだろうと思う

私にはどこにも居場所がない

それは奥が深い

生きることから洗脳されるから

だから出家なのかもしれないな

宗教のあり方は難しい

死ぬより生きることを選ぶ

そこにはたいてい何かしらの洗脳が潜んでる

生きるために

居場所をとるか

それとも