アルフィーのデビュー2曲目の曲。
『青春の記憶』
♪君は忘れてしまったの
野ざらしにした自転車を
二人の愛を乗せていた
ペダルも赤く錆びついた
小さな愛で ふくらむ胸を
背中に感じたあの幸せも ルルルー
みんな昨日に 飛びすぎてゆく
君にとって僕はもう
想い出の一つに過ぎないの
いつも家まで送ったね
小石だらけの細い道
ハンドルさばきへたな僕
いつも悲しみまっしぐら
倒れた車輪が クルクルまわる
短い時間のあの口づけも ルルルー
みんな昨日に 飛びすぎてゆく
僕にとって君はもう
想い出の一つに過ぎないの
作詞:松本隆 作曲:筒美京平
デビュー曲『夏しぐれ』に次ぐ第2弾。
共にオリジナル曲でなくプロと呼ばれる作家による
歌謡フォーク(フォーク歌謡)であった。
アルフィーファンには失礼だが全くと言っていいぐらい売れなかった。
この当時のベストアルバム「青春の記憶」のCDを久々に聴いた。
オリジナル曲も3曲ほど収録されているが、
なぜか南沙織が歌った「ひとかけらの純情」がカヴァーしている。
発売日が1975年。
アルフィーも長く活動しているんだなとつい思ってしまった。
ブレークする前のアルフィー。
聴いているとなかなかいいもんだなと思ってしまった。
こういうのを温故知新というのかな。
懐かしい曲を聴いているとあの頃の青春の記憶が蘇ってくる。
苦しかったこと、悲しかった事、辛かった事・・・。
それも今思えば懐かしい思い出である。
同世代の友達が集まれば未来の話しよりも懐かしい思い出話の方が多い。
世の中まだ自粛ムード。
久々にあの頃の友だちと会って飲み会などしたいけど
まだまだ出来そうもないご時勢である。
今はやりのオンライン飲み会はアナログ人間が多いから絶対やらないだろう。