猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

フラッシュバック・キラー

2014-07-11 13:27:13 | 日記
2006年のアメリカ映画「フラッシュバック・キラー」。
中年会計士のグラントはラスベガスを訪れ、娼婦のマリッサと出会う。グラントが
マリッサとモーテルの一室にいるところに突然、マリッサの元恋人・ジョーイが
ナイフを持って乱入し、グラントはもみあった末に彼を殴り殺してしまう。
2人はジョーイを車のトランクに入れ、荒野へ遺棄しようと計画するが、死体を
埋める穴を掘った後でトランクを開けると、あるはずの死体が消えていた。ジョーイ
は生きていたのだ。グラントはジョーイを探し出しとどめを刺そうとするが、彼は
「マリッサは実は恐ろしい怪物なので殺さなければならない」と言うのだ。「男の欲望
に沿った姿で現れる」と。

うーん、おもしろいのかおもしろくないのかよくわからない映画だった。一応サス
ペンスなんだけど。殺したはずの男の死体が消えている。いかにも興味をそそられ
そうなストーリーなのだが。
最初の方は進行が遅くてあまりおもしろくない。ジョーイが実は生きていたという
辺りから割とおもしろくなってくる。グラントが遠くにいるマリッサの顔を見ると、
その顔がぐにゃりと歪んで魔物のようになる。ジョーイの言ってることは本当なの
だろうか?と思わせる。だけどいくらなんでも…とも思ってしまう。
ジョーイにマリッサを殺せとけしかけられ、現実なのか幻想なのかわからなくて
苦悩するグラントの姿にははらはらする。マリッサを殺してしまうのだろうか?
まあ暇つぶしに観るにはいい作品かもしれない。私がわからなかったのは、「どこ
から物語が始まっているのだろうか?」という点だ。


どうでもいいことだが、この間10数年ぶりにハンバーガーを食べた。久し振りな
せいかおいしかった。



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コメント
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