W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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ときには短歌も 「ホームレス短歌に世相垣間見る」

2009年03月24日 | 出来事
 購読している朝日新聞の月曜日には朝日俳壇と朝日歌壇が掲載される。最近になって(ホームレス)公田耕一さんの投稿がよく載る、きのうも「七分の至福の時間寒き日はコイン・シャワーを一身に浴ぶ」を4人の選者のうち3人までが入選としていた。この公田耕一さん神奈川県の住人とはわかっているが住所がわからず本人からの名乗りも無く、賞品のハガキ10枚も贈れずに編集部も困惑しているそうだ、それに応募の作品から推測できることは身体をこわされているらしく、健康が案じられている。
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 そしてきのうの短歌欄にはもうひとりの異色の常連、(アメリカ)の郷隼人さんも 掲載されていた、「ぬばたまの夜に服役の日数をかぞえれてみれば八千七百」こちらは2人の選者が入選としたがこの人は服役中の身で作品から判ることはもう24年も服役していることになる。どの短歌も世相や作者の境遇を反映して薀蓄に富んだ作品ばかりだ。
コメント (6)
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