紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

「観光ぶどう園」: 勘違いが「幸い」した

2022年09月09日 | 旅行・街歩き・お店・写真

昨日、500mほどの山頂にある「観光ぶどう園」へ車でひとっ走りしてきた。

「法事のお供え用に使うので」と、電話で頼んであった「箱入りぶどう」を受け取りに行ってきた。

最初、JAファーマーズマーケットに買いに行くつもりだったが、車で走る時間もそんなに変わらんし、以前に孫を連れて買いに行った時はお世話になったしと、観光ぶどう園まで山登りすることにした。

 

・・・勘違い・・・

目的のぶどう園に着いたので、念のため名前を確認してビックリ。

電話で頼んだ「ぶどう園」ではなかった。以前、お世話になった時に聞いていた名前をウロ覚えしていたため、一字違いの人に間違って電話注文していたことに気づいた。

電話で頼んだ「ぶどう園」を教えてもらい、移動した。初めての「ぶどう園」だった。若い人だった。

電話で頼んだ時、声が若そうだったので「アレッ」と思い、住んでいる地区名を確認した。『そうです。今は下に降りてきているけど』との返事だった。

『今は下に降りてきている』の意味を、『今、山頂のぶどう園にはいないけど・・・』と解釈したのが間違いだった。

着いてから、勘違いしていたことを正直に伝えた。

相手も、電話で話している時に「アレッ」と不思議に思うこともあったらしかった。

気を遣い、『ウチのじゃなく、○○さんで買ってくれたらいいですよ』と遠慮して言ってくれたが、「朝採りし、箱詰めまでして待ってくれていたのに、ここで買わせてもらいます」と。

電話で聞いた『今は下に降りてきている』の意味は、『以前は山頂にほど近い地区に住んでいたが、今は平地の別の地区に移り住んでいる』との意味だった。何と、我が地区の隣の地区に移り住んでいた。

 

・・・でも、良かったー・・・

せっかく観光ぶどう園まで行くのだからと、お供え用だけでなく、孫たち用にと「種なしぶどう」も2袋頼んであった。

話をしていて知った。

孫が好む「種なしぶどう」は、この園でないと殆ど栽培していないとわかった。名前を勘違いしたお陰で、孫たちの要望に応えられた。

もうひとつ、思ったことがあった。

今度「種なしぶどう」が必要になった時、電話で頼んでおけば、山に登らずとも車で数分の隣の地区の家まで取りに行けば貰えるとわかった。

勘違いしたのが「幸い」した。「まさかやー」だった。

 

・・・観光ぶどう園の「ぶどう」・・・

朝採りしてくれたばかりの「種なしぶどう」を用意してくれていた。

お供え用の「種なしぶどう」:法事用の「のし紙」まで用意してくれていた。

家族用に買ってきた3袋。

3袋の内、2袋は頼んでおいた「種なしぶどう」。値引きもしてくれた。もう1袋は、過去にお世話になった「ぶどう園」にも立ち寄り買ってきた「種ありぶどう」。

・・・・・・・

「種ありぶどう園」のぶどう畑

「段々畑のミカン園がある中腹付近からの景色。手前は有田川。真っすぐ伸びているのは阪和自動車道」

写真を撮り忘れたが、山頂付近からは海も見えた。久しぶりに海を見た。

観光ぶどう園への山登り。勘違いしたのがラッキーだった上に、綺麗な景色まで楽しめた。

いい日だった。